「しんぶん赤旗というのは報道機関ではありません」
藤田氏は同日の会見で、申し入れを拒否した。
公開した名刺の画像にはモザイクを入れており、投稿した範囲の内容は「公開情報」だと説明。
さらに、「しんぶん赤旗というのは報道機関ではありません。非課税である事業をされている政治活動です」と主張。「公平な報道ではなくて、政治的主張です。ですから共産党さんに私どもが何回も質問されて、答える義務はないという、そういう認識」とした。
今後については、「今後は共産党および、しんぶん赤旗の質問状には一切返答しないことを申し添えたいと思います」ともしている。
「一般新聞とは、まったく性格の異なる政党の機関紙」
しんぶん赤旗は共産党の機関誌である一方、25年5月には日本外国特派員協会から「報道の自由賞・日本賞」を受賞している。こうした背景から、共産党側は赤旗が報道機関だとする立場をとっている。
しかし、共産党を除名された松竹信幸氏をめぐる論争では、赤旗の誌面で「一般新聞とは、まったく性格の異なる政党の機関紙を同列において、反論掲載を求めることは成り立つものではありません」と主張したこともある。
牧原秀樹元法相は5日、赤旗と藤田氏をめぐる問題を報じた記事を引用し、「昔、私も嫌がらせのような毎日新聞記者の取材を受け、取材から半年経ってから嫌がらせのタイミングで記事にされたことがありました。本当に失礼な人たちがいるのも事実です」と振り返った。
その上で、「よほど記者の名前とそのやり方を公表してやろうと思いましたが、思いとどまり以降も同社からの取材にも真摯に対応してきました」とした。
「赤旗新聞が普通のマスコミとは全く思いませんが、名刺投稿は微妙です」としつつ、「でも、一度訴訟にして裁判所の確定的な判断を出してもらうことも取材の自由とプライバシー権とのあり方を考察する意味でも必要かもしれません。藤田さんには是非戦ってもらいたいと思います」と後押しした。