5.介護職員の給料(月収)
厚生労働省の発表した令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果によると、介護職(常勤)の平均月収は32万2,550円でした。
また、施設形態別での平均月収はそれぞれ以下の結果となりました。
施設形態 | 平均月収(常勤) | 平均月収(非常勤) |
|---|---|---|
介護老人福祉施設 | 34万7,560円 | 21万4,000円 |
介護老人保健施設 | 34万1,700円 | 28万3,350円 |
訪問介護事業所 | 32万1,790円 | 20万6,670円 |
デイサービス(通所介護) | 28万3,170円 | 16万6,370円 |
グループホーム | 29万6,890円 | 21万500円 |
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6.介護職員のキャリアアップ・キャリアパス
介護職における最初のステップとしては何よりもまず、介護職員初任者研修の取得があげられます。その後、実務者研修→介護福祉士と順当にステップアップしていくのがよいでしょう。
また、施設によってはそういった資格の取得支援を実施しているところも多数あるため、そういった職場で働きながら資格取得を目指すのも選択肢の1つです。ジョブメドレーで掲載中(2023年1月時点)の介護職求人の1/3にあたる約3万求人が「資格取得支援あり」という特徴をあげています。
キャリアパスは施設にもよりますが、一般介護職から生活相談員や介護リーダー(介護長)、そして施設長へと進んでいきます。
生活相談員はソーシャルワーカーとも呼ばれる職種で、利用者本人やそのご家族との相談業務・施設との調整・その他関係機関との連絡調整などをおこないます。
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