食楽web●エースホテル京都にあるレストラン『Mr.Maurice’s Italian』の料理を監修するマーク・ヴェトリ氏がレシピ本を発売! 同店ではこれを記念し、掲載メニュー2品が登場。その絶品パスタとは?
京都・烏丸御池駅直結、シアトル発のホテル『エースホテル京都』。建築家の隈研吾氏がデザインを監修し、内装はLAのコミューンデザインが手がけるなど、アートとカルチャーが融合した空間で京都の旅で訪れる観光客の人気を集めています。
モダンで居心地の良い『Mr.Maurice’s Italian』の店内同ホテルの中にあるアメリカ風イタリアン・オステリア『Mr.Maurice’s Italian(ミスター・モーリスズ・イタリアン)』は、著名なシェフであるマーク・ヴェトリ氏が料理を監修。その彼がこの度、6冊目のレシピ本「The Pasta Book」を上梓しました。
これを記念し、同店ではレシピ本で紹介されているパスタメニュー2品を期間限定で提供中。今回は、その2品をはじめ、先日マーク氏来日の際に行われたイベントで披露されたメニューの一部をご紹介します。
“小麦粉の魔術師”が贈るレシピ本『The Pasta Book』
75品以上のパスタレシピと、動画チュートリアルが見られるQRコードを掲載。『The Pasta Book』6,000円(税込)、『Mr. Maurice's Italian』にて発売中フィラデルフィア出身のイタリア系アメリカン、マーク・ヴェトリ氏は1998年、パートナーのジェフ・ベンジャミン氏とともに『Vetri Cucina』をオープン。2005年には、アメリカ料理界最高の栄誉のひとつ、ジェームズ・ビアード賞「Best Chef : Mid-Atlantic」を受賞したアメリカのイタリア料理界を牽引する存在です。
国内外に数々の名店を広げる中、2020年、エースホテル京都内に『Mr.Maurice’s Italian』をオープンアメリカン・イタリア料理とは、アメリカに渡ったイタリア移民たちが作り上げたイタリア料理。「レッドソース・イタリアン」と呼ばれ、たくさんのトマトソース、チーズや肉が一緒になったスパゲッティーなど、大きなお皿で家族みんながシェアするスタイルが親しまれています。
北イタリアで習得した技術や、頻繁に訪れたローマでの体験から引き出されたマーク氏のアメリカン・イタリア料理。自身6冊目となる『The Pasta Book』にもそのスピリットが込められつつ、“小麦粉の魔術師”の名を持つイタリアン・シェフならではのセンスとテクニックが詰まったレシピが満載です。
食べ応えもおいしさもたっぷりな心躍るパスタの数々
濃厚なチーズの風味に香ばしいアーモンドがアクセントになった「アーモンド トルテリーニ」(レシピ本P131掲載)イベントでは、レシピ本からセレクトしたメニューを中心に、全11品がコース仕立てで登場。「朝、目覚めとともにインスピレーションが湧くんです」と語るマーク氏が今回の本に掲載したのは、75品を超えるパスタレシピ。子どもの頃の思い出や自身の経験を織り交ぜた“ストーリーのある一皿”は、なじみのある味わいから斬新な組み合わせまで、試してみたくなるラインナップです。
鶏レバーの風味をたっぷりとまとったほうれん草のパスタはお酒にもぴったり。「鶏レバーのタリオリーニ」(レシピ本P180掲載)パスタを軸に、素材が持つ味と香りのレイヤーをさまざまな角度からメニューに作り上げていくマーク氏。チーズの濃厚さだけではなく、アーモンドの香ばしさや、食感に余韻を残す鶏レバーなど、おいしいだけでなく、その意外性にもわくわくします。
『The Pasta Book』登場のパスタメニューが期間限定で味わえる!
今回のイベントでも、新鮮な素材合わせが話題になった逸品が、期間限定で登場しますアメリカを中心に出版される『The Pasta Book』は日本先行で販売スタート。それを記念し、2025年11月1日(土)~2026年2月28日(土)まで、本に掲載された2種類のパスタメニューが「Mr.Maurice’s Italian」に登場。話題の最新アメリカン・イタリア料理が味わえるチャンスです。
「蟹のカネロニ イクラ添え」4800円、提供期間:11月1日(土)~11月15日(土)、12月1日(月)~2026年2月28日(土)[食楽web]一品目は「蟹のカネロニ イクラ添え」。フィリングとパスタ、ソースのバランスが絶妙で、ズワイガニ×イクラという、シーフード好きにはたまらないボリューム満点の逸品です。
「鴨肉ラグーエスプレッソ風味 蕎麦粉のマルタリアーティ」3200円、提供期間:11月16日(日)~11月30日(日)、12月1日(月)~2026年2月28日(土)二品目の「鴨肉ラグーエスプレッソ風味 蕎麦粉のマルタリアーティ」は、エスプレッソと鴨の組み合わせに驚く一皿。京都の蕎麦屋で食した鴨南蛮からインスピレーションを得たという、ほろ苦い香ばしさとジューシーな鴨肉が、口の中で最高のマリアージュを奏でます。
パスタへの愛情とアイディアにあふれたマーク氏ならではの発想から生まれるアメリカン・イタリア料理を、この機会にぜひ味わってみてください。
●SHOP INFO

エースホテル京都『Mr.Maurice’s Italian』
https://www.tablecheck.com/ja/shops/mr-mauricesitalian-acehotelkyoto/reserve
