小さな庭でも育てやすい! 華奢でモダンな庭木コハウチワカエデの剪定・日当たり・水やり完全ガイド

小さな庭でも育てやすい! 華奢でモダンな庭木コハウチワカエデの剪定・日当たり・水やり完全ガイド

コハウチワカエデ

切れ込みが浅く丸みを帯びた葉が愛らしく、秋には鮮やかに紅葉するコハウチワカエデ。和にも洋にも合う上品な樹形で、新緑から開花、結実、紅葉と、四季の移ろいを強く感じられるため、シンボルツリーとして人気の高い落葉樹です。ゆっくりとコンパクトに生育するので、小さな庭や限られたスペースにもおすすめ。この記事では、コハウチワカエデの特徴・ハウチワカエデとの違い・植え付けや剪定のコツを、初心者にも分かりやすく解説します。

コハウチワカエデの基本情報

コハウチワカエデ
Antoniya Kadiyska/Shutterstock.com

植物名:コハウチワカエデ
学名:Acer sieboldianum
英名:Siebold’s Maple
和名:コハウチワカエデ(小羽団扇楓)
その他の名前:イタヤメイゲツ(板屋名月)、キバナハウチワカエデ(黄花羽団扇楓)
科名:ムクロジ科
属名:カエデ属
原産地:日本(本州・四国・九州)
形態:落葉性高木

コハウチワカエデは、漢字で「小羽団扇楓」と書き、別名イタヤメイゲツ(板屋名月)とも呼ばれます。学名はAcer sieboldianum、ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、カエデの仲間です。コハウチワカエデの原産地は日本で、本州、四国、九州に分布。夏の強い直射日光や乾燥は苦手ですが、寒さや暑さに強く、日本の気候に馴染むので、放任してもよく育ちます。

コハウチワカエデは自然樹高が10〜15mにも達する高木です。「そんなに高くなるのなら、庭木として取り入れるのは難しいのでは?」と及び腰になってしまいそうですが、毎年きちんと剪定をすれば、樹高や樹形をコントロールすることができます。

日本の秋を彩るカエデの紅葉。pryzmat/Shutterstock.com

コハウチワカエデの葉や花の特徴

コハウチワカエデ
zikko2020/Shutterstock.com

園芸分類:庭木
開花時期:5〜6月
草丈・樹高:10〜15m
耐寒性:強い
耐暑性:強い
花色:クリーム色

秋に美しく色づくコハウチワカエデの葉には、5~11ほどの切れ込みが入ります。イロハモミジのようにシャープにはならず、やや丸みを帯びたフォルムで切れ込みが浅めなので、赤ちゃんの手のひらのような優しくかわいらしいイメージ。葉のサイズは5~8cmほどで、葉柄は2~5cmほど。葉裏の葉脈や葉柄、若い枝に細かな毛が多く見られるのが特徴です。

5~6月にクリーム色の花が咲く

コハウチワカエデの開花期は5~6月で、花色はクリーム色。雌雄同株で雄花と両性花があり、15~20輪ほどの5弁花がぶら下がるように咲きます。花は小さくあまり目立ちません。花序には白い毛が密生しているのが特徴。開花後には長さ2cmほどの実(翼果)がつきます。2つの種子が合着して水平のプロペラ状となり、風に乗って遠くへ運ばれるつくりになっています。緑色の実は熟すと褐色になります。

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