5. 理学療法士の働き方
理学療法士の仕事着
理学療法士の仕事着は職場で指定されることが一般的です。リハビリ中はさまざまな体勢をとるため、動きやすさがなにより重視されます。
〈ケーシー〉
白衣の一種で、半袖・立て襟のシルエットが特徴。医療機関に勤める理学療法士が着用することが多いようです。

〈スクラブ〉
最近ではスクラブを採用する医療機関や福祉施設が増えています。スクラブは比較的ゆったりとした着心地でお手入れしやすく、カラーバリエーションが豊富なところが特徴です。

〈スニーカー〉
理学療法士は屈んだりつま先立ちになったりとさまざまな動作をとるため、足元はスニーカーが基本です。
理学療法士の仕事道具
理学療法士がリハビリの際に使用する道具には、主に次のようなものがあります。
〈患者の状態を診るための道具〉
- 血圧計:血圧の測定に使用。診療をおこなうときや、患者の状態が急変したときなどに使う
- 聴診器(ステート):心臓や肺の音を聴診するために使用。診療をおこなうときや、患者の状態が急変したときなどに使う
- パルスオキシメーター:血液中の酸素量を調べる器械。運動療法中の体調確認などで使う

〈検査測定やリハビリで使う道具〉
- 打腱器:膝や肘などをたたき、その反応から麻痺の状態を確認する道具
- ゴニオメーター(角度計):足や手の関節の角度を測る道具。測る部位にあわせてさまざまな種類がある
- メジャー:足の長さや太さの差を測るときなどに使用
- ストップウォッチ:リハビリ中の動作にかかる時間を測る
- ペインスケール:患者が痛みの度合いを示すためのものさし

理学療法士の一日
理学療法士の一日のスケジュールは職場によって異なります。ここでは病院の急性期病棟で働く場合のおおよそのスケジュールを紹介します。

理学療法士の休日
理学療法士の休日は勤務先によって異なります。年中無休の病院や入所系の福祉施設の場合、シフトによる週休2日制、4週8休制(4週6休、4週7休などもある)、または1ヶ月単位の変形労働時間制のいずれかになることが多いです。一方、診療所や通所系の福祉施設では日曜祝日と平日1日の固定休となることが一般的です。
また勤務時間は日勤がほとんどですが、急患を受け入れている病院では早番や遅番、宿直や夜勤が発生することもあります。
6. 理学療法士の給料
ジョブメドレーに掲載されている求人から理学療法士の賃金相場を算出しました。なお、残業手当など月によって支給額が変動する手当は集計対象外のため、実際に支払われる賃金はこれより多くなる可能性があります。
【全国平均】理学療法士の時給・月給・年収の相場
2024年12月時点の全国の理学療法士の時給・月給・年収の相場は次のとおりとなりました。
下限平均 | 上限平均 | 総平均 | |
|---|---|---|---|
パート・アルバイトの時給 | 1,579円 | 1,859円 | 1,688円 |
正職員の月給 | 25万9,577円 | 33万7,679円 | 29万851円 |
正職員の年収* | 363万4,078円 | 472万7,506円 | 407万1,914円 |
*年収は「月給 × 14ヶ月(ボーナスは月給の2ヶ月分)」で試算
理学療法士の職場別、エリア別などより詳しい給料についてはこちらの記事をご確認ください。
>理学療法士の給料が高い職場を調べた結果、病院をおさえて年収1位だったのは?

