7. 理学療法士の将来性
日本は人口10万人あたりの理学療法士の人数が世界3位(約80人)*に入るほど理学療法士の多い国です。日本理学療法士協会に登録している会員数は、2010年の約6.5万人から2021年の約13万人*と、ほぼ10年間で倍増しました。このままのペースで理学療法士が増え続けると、供給過多になってしまうのではないかと懸念する声も聞かれます。
*参照:リガクラボ(日本理学療法士協会)|数字で見る理学療法士〜統計データで国内・海外の状況を知ろうその一方で、日本の高齢化は2042年をピークに進行が続くと予測されており、さらに今後は医療費抑制の観点からも健康寿命を延ばし介護予防を進めることが重視されます。けがや病気を予防すること、そして傷病後もできるだけ運動機能の維持・回復ができるよう、理学療法士に求められる役割は今後も大きいと言えるでしょう。活躍の場は医療機関に限らず、福祉施設や訪問リハビリ、スポーツ分野など広がりが見られます。
より専門性を磨きたい、キャリアアップを図りたいという方は、日本理学療法士協会が認定している専門理学療法士や認定理学療法士という上位資格を目指す道もあります。
理学療法士の仕事の醍醐味は、けがや病気で一度は心身にダメージを負った人が、リハビリを通じて少しずつ元気になっていく様子を間近で見られることだと言います。そんな仕事に魅力を感じる人は、理学療法士を目指してみてはいかがでしょうか?
参考
- e-Gov法令検索|理学療法士及び作業療法士法
- 日本理学療法士協会監修『理学療法士まるごとガイド』ミネルヴァ書房, 2013
- 丸山仁司編著『理学療法士になるには』ぺりかん社, 2014
- WILLこども知育研究所編著『理学療法士の一日』保育社, 2015

