7. ケアマネジャー(介護支援専門員)の将来性
ケアマネジャーを取り巻く環境は近年大きな変化が見られます。2018年にケアマネジャーの質向上を目指して受験要件が厳格化されたことにより、それ以降新たにケアマネジャーとなった人数は半数以下に激減しました。これによりケアマネジャー不足が深刻になり、ケアマネジャーの需要は高まり続けています。
さらに現在は地域包括ケアシステムが目指すとおり、在宅を中心に地域全体で介護をおこなう体制が主流となってきています。地域包括ケアシステム実現の中心的人物としてケアマネジャーが担う役割は大きく、今後ますますの活躍が期待されます。
またケアマネジャーには上位資格となる主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)も存在します。ケアマネジャーとしての実務経験5年以上などの要件で取得でき、地域包括支援センターでの配置が義務付けられている資格です。ケアマネジャーの資格取得後さらなるキャリアアップを考えている方は、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

