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ネイリストになるには?仕事内容や必要な資格、技能検定、給料、将来性について解説

ネイリストになるには?仕事内容や必要な資格、技能検定、給料、将来性について解説

3.ネイリストの仕事

ネイリスト画像

3-1.ネイリストの仕事内容

ネイリストの仕事は、爪の形を整えて手入れをする「ネイルケア」、爪にマニキュアを塗る「カラーリング」、爪に装飾やデザインを施す「ネイルアート」、痛んだり欠けてしまった爪の補修・修復をする「リペア」の基本技術によって、お客さんの爪を美しくすることです。

技術面以外では、新しい技術の習得やトレンドの理解、お客さんの好みに合わせて的確なアドバイスやメニューの提案をおこなう高いコミュニケーション能力と接客力が求められます。

多くのネイリストは、最初にネイルサロンで働いて経験を積みますが、将来的には独立開業する人やフリーランスとして活躍する人、専門学校やネイルスクール 、セミナー等で講師を務める人もいます。

3-2.ネイルの種類

ネイリストが施術するネイルの種類は「ジェルネイル」「ポリッシュ(マニキュア)」「スカルプチュア(付け爪)」の3つに分かれます。それぞれの特徴を紹介します。

■ジェルネイル

ジェルネイルは、合成樹脂でできた液体(ジェル)を爪に塗り、UVライトまたはLEDライトを当てて固める(硬化させる)プロセスを繰り返すことで仕上げるネイルです。

マニキュアとは違い、除光液では落ちないので、専用のリムーバーを使ったり、ジェルを削ったりすることで落とします。

ジェル特有の透明感や色合い、持ちの良さ(2〜3週間ほど)が人気で、ネイルサロンで提供されているメニューの60%以上がジェルネイルだとも言われていて、自宅で手軽におこなえるセルフネイルキットも人気があります。

施術面では、硬化させない限り、塗り直しや調整が可能なため、カラーリングやネイルアートをおこないやすいという利点もあります。

ジェルネイル画像

■ポリッシュ(マニキュア)

ポリッシュ(マニキュア)は、爪にカラー剤を塗って仕上げるネイルです。ジェルネイルのように硬化させる必要がないため、手軽に塗ったり、除光液で落としたりすることが可能です。ジェルネイルに比べて施術時間が短く、安価という利点がある一方、強度は弱く、2〜3日で爪先の剥がれが目立つようになります。

施術面では、時間の経過とともにカラー剤が乾いて固まるため、初心者にはネイルアートが難しいという欠点もあります。

マニキュア画像

■スカルプチュア(付け爪)

スカルプチュアは、付け爪(人工爪)の一種です。自爪の上に、アクリル樹脂やジェルなどを直接塗り、爪の延長や補強をするネイル技術です。堅くて丈夫なため、取り外しはネイルサロンでおこないます。
スカルプチュア画像

4.ネイリストの給料

2024年12月時点でジョブメドレーに掲載されているネイリストの平均給与は次のとおりでした。なお、残業手当など月によって支給額が変動する手当は集計対象外のため、実際に支払われる賃金はこれより多くなる可能性があります。

下限平均

上限平均

総平均

パート・アルバイトの時給

1,160円

1,596円

1,378円

正職員の月給

21万8,800円

38万479円

29万9,639

正職員の年収*

306万3,200円

532万6,706円

419万4,946円

*年収は「月給 × 14ヶ月(ボーナスは月給の2ヶ月分)」で試算

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