5.ホームヘルパーとして働くメリット・デメリット
メリット
ホームヘルパーは利用者の自宅をひとりで訪問し、介護サービスを提供します。介護施設での勤務と違い、ひとりで業務に取りくむ時間が長いため、以下のような点がメリットになるといえるでしょう。
- 幅広い介護スキル・経験が身につく
- 利用者と一対一で中長期的に向き合える
- 人間関係の悩みが少ない
デメリット
ホームヘルパーにはひとりで業務をこなすスキルが必要です。また、外出の支援をする可能性もあります。そのため、ホームヘルパーとして勤務を検討する際は、以下のようなデメリットを意識すると良いでしょう。
- さまざまな支援を一人で対応できるスキルが必要
- 屋外での支援を身につける必要がある
- 臨機応変さが必要なケースがある
6. ホームヘルパーの働き方
ホームヘルパーの一日
身体介護中心型のホームヘルパーの一日はおおむね次のようになります。

勤務時間はこれ以外に早番や遅番も含めたシフト制となることが一般的ですが、高齢者住宅併設の訪問介護事業所の場合は夜勤が発生することもあります。また、正職員の場合、1日の訪問件数は5件前後が一般的です。
ホームヘルパーの休日
日常生活の援助という仕事の特性上、ホームヘルパーの休日は基本的にシフトで週休2日、または、4週8休となります。ゴールデンウィークや夏季、年末年始などの長期休暇も基本的にシフトで調整することになるため、希望どおりに休みを取りにくいという面もあるかもしれません。

