7. 薬剤師の将来性
医薬分業の普及にともない、処方箋枚数や薬局数、薬剤師数は右肩上がりで数を増やしてきました。しかし、医薬分業率(処方箋受取率)*は70%を突破し、成長の余地は少なくなりつつあります。
*医療機関を受診して受け取った処方箋のうち、院外の薬局で調剤を受けた割合
また、日本の医薬分業は特定の医療機関から処方箋を受ける点分業が多く、本来あるべき“患者本位の医薬分業(面分業)”とは乖離があると指摘されてきました。
そこで、厚生労働省が2015年に発表したのが「患者のための薬局ビジョン」です。ここでは、2025年までにすべての薬局が患者の服用薬を一元的・継続的に把握する“かかりつけ薬局”としての機能を持ち地域包括ケアの一翼を担うこと、地域住民の健康の維持・増進をサポートすることなどがあるべき姿として示されています。
薬剤師の業務も薬中心から患者中心にシフトしつつあり、薬剤師には今まで以上に専門性やコミュニケーション力が求められています。
参考
- e-Gov 法令検索|薬剤師法
- 厚生労働省|薬局・薬剤師に関する情報

