いつまでも輝く女性に ranune
「専門学校を強制的に退学させられた」30歳女性の主張「事前に自分が発達障害を持っていることを申告したのに…」

「専門学校を強制的に退学させられた」30歳女性の主張「事前に自分が発達障害を持っていることを申告したのに…」

◆この状況でも復学を希望するワケ

――沼田さんは復学を希望しておられますが、普通に考えて、学校側から受け入れられていない状態で戻るのは居心地が悪くないですか。

沼田:学校側はおそらく、そうした言説を吹聴して私を学校から排除しようとしているのだと私は考えています。時間が経てば進級や復学を諦めると見込んでいるのではないでしょうか。ただ、私にとっては無償で栄養士の勉強をできるチャンスであり、それが合理的配慮なく奪われたことは理不尽だと思っているので、抗議していこうと考えています。また、友だちが在籍している間に実習をクリアできたほうが良いとも思います。

――いま、専門学校側に対して思うことはありますか。

沼田:私を退学処分にしたあと、学校が運営するブログに大量調理の実習の風景を掲載していました。そのなかに、加害学生が全員写っています。また、オープンキャンパスでは、主犯となった加害学生のレシピを採用しました。これらは、私へのあてつけではないかと思います。

 私は事前に自分が発達障害を持っていることを申告していました。おそらく学生はそうした事情を知らなかったと思いますが、もしも学校側が他の学生と一緒に学ぶことが難しいと判断したのであれば、退学ではなく、オンライン授業を実施するなどの代替手段もあったはずです。それらがなく排除されたことにやりきれなさを感じます。

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 インタビューの途中、何度も沼田さんは悔しさをにじませた。一般に理解づらい苦しみを抱えて、なりたい自分になるためにこれからも奮闘する。

<取材・文/黒島暁生>

【黒島暁生】
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
配信元: 日刊SPA!

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