芝生は踏み荒らされ、注意しても改善されない状況に、斉藤さん(30代・雑貨店勤務)はついに一計を案じたそうです。翌朝、庭で起きた光景は想像以上だったといいます。

◆長年続く近道カットの悩み
斉藤さんが暮らす家は角地で、道路との柵はなく庭の中を通ると最短で通り抜けできることから、近隣住民の一部に“近道”として利用されていました。特に目立ったのが、スーツ姿のサラリーマン風男性。毎日のように庭を横切る常習犯で、芝生は踏み荒らされ、斉藤さんは強い不快感を抱えていたそうです。
「朝の出勤時間になると、あの男性が必ず庭を横切るんです。靴跡で芝生がぺしゃんこになっていて…正直、気分が悪かったですね」と斉藤さんは語ります。
時々注意をするも、男性は軽く「すみません」と言うだけで、次の日にはまた同じ行為を繰り返す状態だったといいます。
「最初は優しく声をかけていました。でも、その態度では全然止まらなかったんです」と斉藤さん。
周囲に相談しても、「近道だから仕方ない」と軽く受け流されることが多く、悩みは深まる一方でした。
◆親友からの一言で反撃を決意
ある日、親友のKさんにこの問題を相談したところ、思わぬアドバイスを受けたそうです。「『自分の敷地なんだから、何やってもいいんじゃない? ちょっとこらしめてやりなよ』って言われて、ハッとしました」と斉藤さんは振り返ります。
それまでは、法律的に問題があるのではないか、近所トラブルになるのではないか、と悩んでいたそうですが、Kさんの言葉で“自分の土地を守る権利”を意識するようになったといいます。
その日の夜、斉藤さんは具体的な作戦を練り始めました。「どうせなら目立たず、でも効果的に…」と考え、翌日に訪れたホームセンターで必要な材料を購入。人工芝、園芸用ネット、スコップなどをそろえました。

