一年中緑が楽しめる「ツワブキ(石蕗)」美しく育てる3つのコツと日当たり・置き場所の正解

一年中緑が楽しめる「ツワブキ(石蕗)」美しく育てる3つのコツと日当たり・置き場所の正解

ツワブキに似た宿根草のリグラリアとは?

リグラリア・デンタータ
リグラリア・デンタータ。Nadzeya Pakhomava/Shutterstock.com

リグラリアは、ツワブキと同じキク科の植物で、特にリグラリア・デンタータは草姿がよく似ています。原産地は東アジアで、寒さに強く、適度に湿り気のある土壌を好み、乾燥しすぎるのを嫌います。真夏は強い日差しにさらされると、葉焼けすることがあるため、ツワブキと同様に半日陰などのシェードガーデンで活躍する植物です。

ツワブキは常緑性ですが、リグラリアは落葉性で5〜9月に花が咲き、なかでもデンタータの開花期は主に7〜9月で、ツワブキに似た黄色い花を咲かせます。葉は円形がややつぶれた形で、径は30〜40cmほど。縁には細かく切れ込みが入ります。草丈は40〜120cmほどと品種によって少し草丈が高くなる点も違いがあります。

ツワブキの代表的な種類

オオツワブキ
Farfugium japonicum f. giganteum 

オオツワブキ
Sonia Bonet/Shutterstock.com

四国以南や九州の海岸に分布し、葉は幅30~50cm、草丈は1mほどと、通常のツワブキの倍の大きさになります。開花期は11~12月頃とやや遅く、黄色い花を咲かせます。食用としても栽培されています。

リュウキュウツワブキ
Farfugium japonicum var. luchuense

沖縄、奄美大島、西表島などに分布し、乾燥と強い日差しに弱く、山地の渓流や湿地に生えています。扇形の葉が特徴で、草丈は30~80cmと幅があります。花の最盛期は12月です。

カンツワブキ 
Farfugium hiberniflorum 

カンツワブキ

屋久島と種子島だけに分布する固有種で、直射日光と乾燥に弱く、湿った森林など日陰の環境を好みます。葉には光沢がなく、葉先がギザギザになっているのが特徴です。

八重咲きツワブキ 
Farfugium japonicum

八重咲きは頭花が多弁化した品種です。八重咲きの中にもいくつか種類があり、葉に蛍斑が出る「八重蛍」、青軸で八重となる「八重麒麟」などがあります。

蛍斑(ほたるふ)ツワブキ 
Farfugium japonicum

蛍斑ツワブキ
Alex Manders/Shutterstock.com

葉っぱに、ホタルの光のような黄色い斑が入っているのが特徴で、別名はキモンツワブキ(黄紋石蕗)です。葉が美しいので盆栽としても楽しめます。夏場は直射日光が当たらない場所で管理するようにしましょう。

浮雲錦
Farfugium japonicum cv. Argenteum

江戸時代からある斑入りツワブキの代表的な園芸品種です。葉の白覆輪が特徴的ですが、冬になると葉の縁が紅色を帯びてきます。また、株が生長すると葉が縮れていく様子も楽しめます。半日陰を好みます。

牡丹獅子
Farfugium japonicum ‘Botan-jishi’

葉の縁が波打つ「獅子葉」と、株全体が綿毛で覆われているのが特徴です。牡丹獅子は多くの獅子葉の園芸品種の元になった品種です。

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