
心配なことや不安なことが多い世の中だからこそ、
自分自身はいつもすっきり穏やかな状態でいたいものです。
自分のきげんは自分でとる。
それができるのは知恵と工夫をたくさん持ち合わせている大人だから!
ごきげんでいることは生きるためのベース作りでもあります。
自然の中に身を置き、自分にも動物にも心地いい暮らしを
海と山に囲まれた街の高台に立つ一軒家に暮らす神野三鈴さん。
ピアニストの夫と3匹の愛猫とともに自然に寄り添った暮らしをしています。
神野さんは、日頃から環境に配慮していて、もの選びの基準が明確。
「洋服は着心地の良さも考慮しますが、大量生産していない、糸を無駄にしない、染色で川を汚さないメーカーのものと決めています。自分のおしゃれや美容のために地球から搾取したくはないと思うんです」
バッグやアクセサリー類は作り手のぬくもりが伝わるハンドクラフトやアンティークに心惹かれるそう。
「たとえ価格が高くても、長くずっと使い続けているので、コスパがいいんです」と朗らかに笑います。
常にSDGsな選択をしてきた神野さんが運命的に出会ったのが、銀座三越のリフォームサロン アトリエロングハウスの長屋恵美子さん。
「長屋さんは、捨てられない昔の服を、着る人の体に合わせつつ、普遍的なデザインに蘇らせてくれるんです。50年前の母のコートや私のハイブランドの服など、昔の服は生地がいいので、長屋さんに託して、アップサイクルをお願いしています」
お金と人間関係について
お金は、その量に関係なく、できるだけ多くの人と分け合うようにしたいですね。
そうすれば、みんなで何倍にも豊かになっていけるはず。
それが理想的なお金と人との付き合い方だと思います。

