食楽web●サミット(株)鮮魚部・工藤清太郎さんがおすすめする旬のぶりのおいしい食べ方を紹介します。
東京都晴海にある『サミットストア』の店内では、毎日スタッフとお客様の会話が飛び交っています。「この魚、どう調理すればいいの?」「煮付けにするならどれがおすすめ?」。そんなリアルなやりとりが、日常の風景として当たり前にあるのがこのお店の魅力です。
サミット(株)鮮魚部の工藤清太郎さん今回は、鮮魚部の工藤さんに、魚売場の工夫と鮮魚部担当者考案の旬のぶりを使ったおすすめレシピを伺いました。
「お客様と話していると、“魚は好きだけど調理が面倒”という声が本当に多いんです」と語る工藤さん。『サミット』の鮮魚売場では、単に魚を販売するだけでなく、お客様との会話を通して調理法まで提案するのが特徴です。
取材当時の鮮魚売り場たとえば、「この魚は塩焼きがおすすめですよ」と伝えると、その場でエラやワタを抜き、焼くだけの状態にしてお渡しする。「煮付けにしたい」と言われれば、カットの仕方も調整するそうです。「その日の食卓の“相談役”になれるように」と、工藤さんは笑顔で話します。
しっかり焼いてあるので、頭も美味[食楽web]魚離れが進むなかでも、対話を通じて魚を楽しむ入口を作っているのです。ショーケースには、刺身用の魚をタレで和えた「海鮮おつまみ」シリーズがずらり。
さらに、骨取り済み・味付きの冷凍魚も好評です。魚は難しい食材という固定概念から、手軽なごちそうに変えてくれる工夫が、売場のあちこちで見つけることができました。
今が旬! 鮮魚部担当者考案「ぶり」の簡単レシピ2品

さて、冬が近づくと脂がのり、いっそうおいしくなる“ぶり”。今回はサミットの鮮魚部で扱う「骨取りぶり切身」を使った、家庭でも簡単にできるアレンジレシピを2品ご紹介します。
焼肉のタレDEぶりのテリヤキ

◎材料(2人分)
・ぶり切身……1袋
・れんこん……1個
・焼肉のタレ……大さじ3
・マヨネーズ……大さじ1
・小麦粉・油……各適量
◎作り方
1.れんこんを輪切りにし、ぶり切身に塩・こしょうをふって小麦粉をまぶす。
2.フライパンに油を熱し、ぶりとれんこんを両面こんがり焼く。
3.焼肉のタレを加えて絡め、仕上げにマヨネーズを加えるとまろやかなコクに。
ぶりDEポトフ

