ビジネス現場における体系的なプロジェクトマネジメント
多くの関係者たちを巻き込み、企業や組織が定めた目標を実現するために、緻密な計算や分析に基づいて積み上げていくのが、ビジネス現場におけるプロジェクトマネジメントです。途中の軌道修正はあったとしても、基本的に失敗は許されないなかで進めていくものになります。
ビジネスでは特定の目標や成果を期限内に達成することが求められます。その実現に向けて計画の策定、資源の適切な配分、チーム間の利害調整、進捗の監視など、あらゆる要素を体系的に管理していかなければなりません。この基本的なプロジェクトマネジメントの考え方は、より複雑で大規模なものにおいても同様であり、新製品の開発やシステム導入、組織改革などにおいても、成功を支える重要な役割を果たします。
プロジェクトマネジメントでは、部門間や外部パートナーとの連携、予算管理、リスク分析、品質管理、さらには株主や顧客への説明責任など、多岐にわたる要素のすべてを適切に管理しなければなりません。これらを円滑に行うには、体系立てられた手法と適切なツールの活用が必要になります。
そのため多くの企業は、国際基準となっているPMBOK(Project Management Bodyof Knowledge:プロジェクトマネジメント知識体系)やPRINCE2(Projects INControlled Environments 2:実践的プロジェクトの管理手法)といった標準的なプロジェクトマネジメント手法を導入しています。
後藤 彰弘
最高経営責任者
株式会社MixturePlus
