◆交通量の多い幹線道路で起きた無法運転
さらにCさんは、交通量の多い幹線道路沿いで驚きの光景を見たという。「環七(環状7号線)の交差点で待っていたら、左の方から電動キックボードが走ってきた。でも、よく見たら三車線の一番右側を走ってたんだよね。それで先頭まできたら、横断歩道を渡ってそのまま走り去っていった。どういう神経したらあんなとところ走れるんだろうか」

電動キックボードの“解禁”によって、恩恵を受けた人も多くいるのは確かなことだ。だが、迷惑を被っている人が多発していることも事実である。早急な対応策を練らなければ、事故と不満だけが増えていくことになりかねないだろう。
文/谷本ススム
【谷本ススム】
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

