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「非常識すぎる暴走」も…都内のタクシー運転手が嘆く「電動キックボード危険運転」の実態

「非常識すぎる暴走」も…都内のタクシー運転手が嘆く「電動キックボード危険運転」の実態

◆交通量の多い幹線道路で起きた無法運転

 さらにCさんは、交通量の多い幹線道路沿いで驚きの光景を見たという。

「環七(環状7号線)の交差点で待っていたら、左の方から電動キックボードが走ってきた。でも、よく見たら三車線の一番右側を走ってたんだよね。それで先頭まできたら、横断歩道を渡ってそのまま走り去っていった。どういう神経したらあんなとところ走れるんだろうか」

危険運転
右側の車線にいた男は、信号待ちとなったことで電動キックボードを降り、歩道側に向かった。後続車はまだ赤で止まっていたが、車道を横切っていることと同じであるため、かなりの危険運転である。
 とっさに撮影したという動画を見せてもらったが、電動キックボードに乗った男性が右車線を走っていく様子が映し出されていた。交通量の多い環状線でこうした乗り方をすることは、もはや自殺行為ではなかろうか。

 電動キックボードの“解禁”によって、恩恵を受けた人も多くいるのは確かなことだ。だが、迷惑を被っている人が多発していることも事実である。早急な対応策を練らなければ、事故と不満だけが増えていくことになりかねないだろう。

文/谷本ススム

【谷本ススム】
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター
配信元: 日刊SPA!

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