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【新連載】優恵のおしゃれは心意気 Vol.1「眼鏡と眼鏡ストラップを新調しました」

【新連載】優恵のおしゃれは心意気 Vol.1「眼鏡と眼鏡ストラップを新調しました」

みなさま、こんにちは。
『優恵のおしゃれは心意気』始まります。
おしゃれとは、ひとことでは言い表せないものではないかしら?と思うことしばしば。素敵な方の装いを真似てみても、鏡の中のわたしはおしゃれに見えないのはなぜ? わたしが好きな色合わせはみんなも好き? 好きなものを好きなように着よう、わたしのおしゃれはわたしが心地良く在るためだもの、そう思える時は心が元気な時なのかもしれません。そして、できればその日会う方にもわたしと過ごす時間が居心地の良いものであってほしい。
季節やシーンに合ったおしゃれ、新しいコートを着るおしゃれ、使い込んだバッグを持つおしゃれ、大切な方から譲り受けたおしゃれ、麻のハンカチにアイロンをかけるおしゃれ、三者三様、十人十色、さまざまなおしゃれがあると思うのです。
おしゃれは心意気、好きなものを好きと言えるわたしで在りたい。わたしの小さなおしゃれの種を綴ってまいりますので、みなさま、どうぞお付き合いください。

「不必要な魅力のおしゃれ」

今日は眼鏡と眼鏡ストラップのお話を。わたしは一日の大半の時間、眼鏡をかけて過ごします。長時間かけていても疲れず、かつ形の気に入った眼鏡を探すのはなかなか難しいことです。長年の友人に眼鏡選びのおしゃれに長けたご夫妻がいます。色も形もいくつもお持ちの中からその日の眼鏡を選ぶのを、わたしはいつも真似てみたいと思って見ています。ところが、いざ眼鏡店であれこれと試してみてもすでに持っているものと大きく印象が変わるものを選べません。意外と冒険ができない性格です。昨年の夏、手紙を書いたりパソコンでメールを打つのに、それまで使っていた眼鏡では見辛くなりましたので、もう少し度の強い眼鏡を新調しました。リムの薄い琥珀色が気に入っています。秋の始まる頃に購入した眼鏡ストラップは少し太くて丈夫で、異国からやって来た冬の彩りです。なくても良いけれど持っているとにっこりとする時間が生まれる、不必要な魅力を必需品に合わせるのはおしゃれの楽しみのひとつです。

「夜の森の深いブルー」

肘が隠れる五分丈袖のニットは肩の膨らみが可愛くて、デニムに合わせたり、丈の長いスカートに合わせたり、中にワンピースを着ることもあります。背中の涙あきに付けられたボタンは1940年代にパリで作られたガラスのボタンにパールカラーのコーティングを施したものなのだそうです。ボタン好きのわたしには素敵な隠し味に思えます。夜の森を思わせる落ち着いた深いブルーのニットは、いつか読んだ物語に登場する窓辺で本を読む少女に似合いそう、そう思って手に取りました。


<今月のおしゃれ横丁>
眼鏡:白山眼鏡店
眼鏡ストラップ:GRANPIE TOKYO Shop(グランピエトウキョウショップ)
ニット:Pale Jute(ペール ジュート)


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