
親しい女友だちと3人でベトナムのホーチミン市へ行って参りました。1日目の朝8:55に成田空港を出発して、ホーチミンのタン・ソン・ニャット空港に13:55に到着。時差は2時間、7時間のフライトです。2日目、3日目と自由に過ごして3日目の夜23:55にタン・ソン・ニャット空港を発ち機内泊、4日目の朝7:40に成田空港に到着。帰りは5時間のフライトでした。2泊4日のきゅっとした旅程です。東京は真冬の気温でしたので、夏物で3日分のコーディネートを考えるのにうまく頭が切り替えられず、悩んでしまいました。ホーチミン市は36℃という暑さなのです。冬の日本から飛行機に乗り、猛暑のベトナムに降り立つ。コットン素材の重ね着で調節することにしました。
「シルクのアクセサリーは軽やかで艶やかです」
ホテルからドンコイ通りをサイゴン川に向かってのんびりと歩きました。素敵なお店が何軒か並んでいます。その中の1軒、「Mystere(ミステル)」というベトナム雑貨のお店でお買い物をしました。お店のロゴマークには「福」の文字が施されています。友へのおみやげに水牛の角の工芸品をいくつか選び、自分にも水牛の角のバングルを選びました。太いバングルが好きで、その上黄緑色というのにグッと来ました。
丸い粒が連なっているのはシルクの生地で木の玉を包んでいるボールネックレスです。日本でも時折見かけて気になっていたのですが、本場のお店で見るとますます可愛く見えて、さらに色が豊富にあることを知ってしまうと「選びたい」「たくさん欲しい」という気持ちになるものです。艶のあるシルクの美しさと発色の良さで輝いて見えました。薄いピンク色と赤と赤紫色の3色が1本になっているもの、ブーゲンビリアのピンク色、濃い紫色の3本を今回の旅の思い出の色に選びました。扱っているお店によって色の組み合わせもさまざまなのです。
「春を束ねたようなネックレスです」
3日目にホテルからタクシーに乗って出掛けたのはサイゴン川を渡ったトゥドゥック市のタオディエン地区です。ホーチミン市とは打って変わり、ブーゲンビリアが咲き乱れ、庭木は巨大に育ち、南国の色の濃いエリアでした。外国からの駐在員の方々が好んで暮らすエリアでもあるそうです。適当な場所でタクシーを降りて、散策しながらランチを取る予定にしていた川沿いのレストランを目指しました。途中に立ち寄った、レストランに併設されているギフトショップはとても好みで、その日着ていた水色のブラウスにお似合いのネックレスを購入。シルクの生地をくるんと巻いて丸紐にしたものが束ねてあります。「なにこれ可愛い」と一目惚れでした。春を束ねたようではありませんか?
今回の旅で見つけたおしゃれの種は、シルクのボールネックレス3本とシルクのコードネックレスと水牛の角のバングルです。そして、わたしは帰ってからも時々、iPhoneの天気予報でホーチミンは何度かなと見ているのです。ホーチミンは今日も36℃でした。
<今月のおしゃれ横丁>
バングル/シルクボールネックレス:Mystere(ミステル)
シルクコードネックレス:The Bloom(ザ ブルーム)
水色のブラウス:suzuki takayuki(スズキ タカユキ)

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