5.節水トイレリフォームの費用を抑える方法
節水トイレは本体価格が高額になる傾向があるため、これからご紹介する費用を抑える方法を参考にして、少しでもお得にリフォームをしましょう。
5-1.補助金制度を利用する
節水トイレの設置には、国や自治体の補助金制度が利用できることがあります。公式ホームページや自治体の窓口等で対象かどうか確認しましょう。
利用できる主な制度は以下のとおりです。
| 制度名 | 条件 | 対象工事 | 補助額 |
|---|---|---|---|
| 1申請あたり対象となる リフォーム工事カテゴリーの 合計補助額が5万円未満の 場合は補助対象にならない |
節水トイレの設置 ※必須工事カテゴリー 3つのうち2つ以上の カテゴリーの工事が必要 |
〈上限〉 ・必須リフォーム3つ実施:上限60万円/戸 ・必須リフォーム2つ実施:上限40万円/戸 〈節水トイレの補助額〉 |
|
| ・要支援または要介護認定されている • 改修する住宅で生活している |
バリアフリーのために、 和式トイレを洋式トイレ に交換 など |
最大18万円の支給 | |
| 自治体の補助金制度 | 自治体による | 例: • バリアフリーのため和式トイレを洋式トイレに交換 • バリアフリーのため使いやすい洋式トイレに交換 • くみ取り式トイレから水洗トイレへ変更 など |
自治体による |
【2025年度版】トイレリフォームで使える補助金は4種類!申請条件も解説
5-2.相見積もりをとる
業者を選ぶ際は複数の業者から相見積もりをとることで、内容や価格が適正かどうかを確認することができ、不必要な工事や不当に高い業者を避けることができます。
また、丁寧な提案や追加工事の可能性の説明があるなど、信頼できる業者を選ぶ手がかりにもなるでしょう。
5-3.必要な機能を厳選する
高機能な節水トイレほど、価格が高くなる傾向があります。本当に必要な機能を使用状況に応じて厳選することで費用を抑えることが可能です。
6.まとめ
節水トイレは節水・節電効果が高く、光熱費の削減効果や環境への配慮が期待できます。
機能性が高く本体価格が高額になりやすい傾向がありますが、長い目で見るとランニングコストを抑えることができるため、ご紹介した「費用を抑える方法」を利用してお得に設置するのがおすすめです。
業者に相見積もりを取る際には、節水トイレのリフォームに詳しい業者に相見積もりが取れるリフォームガイドをぜひお役立てください。

