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「10年で約3割の店舗が…」“閉店ラッシュ”が止まらない書店業界、深刻な事態を打破するための“生き残り策”とは

「10年で約3割の店舗が…」“閉店ラッシュ”が止まらない書店業界、深刻な事態を打破するための“生き残り策”とは

◆文教堂は事業再生計画を達成できず…

 苦戦を強いられているのが文教堂グループホールディングス。2025年度は3.1%の減収、8800万円の営業損失を計上しました。

 文教堂も書籍以外の販売に力を入れており、雑貨・文具は3年連続で既存店舗の売上が前年同月を超過しています。プログラミング教室や、シニア向け脳活性教室の生徒獲得を進めているものの、書籍部門の減収をカバーするには至りませんでした。

 トレーディングカードの専用売場を設けたのは2025年度に入ってからで、競合と比較をするとやや後れも取っています。

 文教堂は2018年8月期に債務超過となり、2019年6月に事業再生ADRを申請。債権者からの同意を取り付けて再生の道を歩み始めました。再生計画は2025年度が最終年度であり、2億円近い営業利益を出すというものでした。この計画を達成することができなかったため、2025年10月15日の決算発表時点で、借入金の返済と資金調達に関する合意がなされていません。債権者と合意に向けた交渉を継続しています。

<TEXT/不破聡>

【不破聡】
フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
配信元: 日刊SPA!

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