◆「実用性が高い=いいもの=おしゃれ」は大間違い

しかし、おしゃれは定義が難しく、時代やトレンドによって正解が異なるもの。そこでおじさんは優勢の獲得のため「実用性」や「ブランドロゴ」などに逃げがちです。「実用性が高いから良いものだろう」と考えそこにベットしてしまうわけですが……実用性が高ければ、確かに「いいもの」ですが、かといって「おしゃれ」なわけではないのです。
もちろん「おしゃれなんか知らん! 俺は実用性に特化したものが好きなだけなんだ!」という志向ならまったく問題ありませんが、「実用性が高い=いいもの=おしゃれ」という安易な三段論法でおしゃれを気取っているおじさんは注意が必要です。
あくまでコーディネートやトレンド感などを意識しなければ、どんなに実用性が高い防寒着でも「ハイスペおじさん」になるだけ。「かっこいい」「イケオジ」などの評価にはつながらないのです。
こうしたスペック厨なおじさんにはおしゃれブランドがやはりおすすめ。ユニクログループであるPLSTなどいかがでしょう。実用性も意識していますが、40代に向けておしゃれなデザインを提案し続けています。全身ハイスペックなもので固めるのではなく、マウンテンパーカーを脱いでクラシックなテーラードジャケットを羽織ると程よくバランス取れますよ。おすすめです。
◆▼ルイ・ヴィトンおじさん

ここまで服や小物に投資をしているのに、なぜか小太りで体型が崩れている方が多いのも大きな特徴です。外見に気を遣っているのか遣っていないのかイマイチ理解に苦しみますが、そういう生態なのでしょう。
生息地域は所得の高い地域が多く、港区などにも。しかし、最近は都内よりも「地方の金持ち」であることが多く、地方のゴルフ場、地方の百貨店、地方の高級レストランなどに見られます。アジア固有種であり、訪日外国人などにも見られますね。
ガジェットおじさんと同じく「おしゃれになりたいけど、おしゃれを考えることからの逃避」が原動力です。おしゃれにはなりたいけど、何がおしゃれかわからない。だからこそブランドロゴに逃げるのです。「おしゃれとかトレンドはよくわからないけど、高級で歴史あるブランドなんだからダサいことはないだろう」という思いです。無論「見栄」もあります。
この手のおじさんはなぜルイ・ヴィトンじゃなく、他のブランドに浮気をしないのか……といえば、やはりロゴの存在が大きいです。

