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【更年期の養生 Vol.2】眠れない・夜中に目が覚める⋯⋯更年期の不眠に“夜の安眠アロママッサージ”

【更年期の養生 Vol.2】眠れない・夜中に目が覚める⋯⋯更年期の不眠に“夜の安眠アロママッサージ”

頭部の熱を降ろすマッサージで安眠を促して

夜の入浴後、まずは白湯で水分補給をして、ソファかベッドで少し休んで軽くほてりを冷ましたら、座位もしくは横になってマッサージをしてください。照明を暗めにした静かな環境で行うとよりよいでしょう。
マッサージは次の手順に沿って、ゆっくりと深く呼吸をしながら「上から下へ、中心から末端へ」なで下ろすように行ってください。

①頭のマッサージ⋯⋯頭部にこもった熱を逃がして、心の興奮を鎮める
オイルを両手の指先につけたら、両手を頭頂部に置いて、指の腹で後頭部から首のつけ根に向かってゆっくりとやさしくなで下ろします。3〜5回繰り返して。その後、首のつけ根の左右のくぼみをそれぞれ親指で5〜10秒押しましょう。

②腕のマッサージ⋯⋯心の熱を手のひらから抜いてゆく
片方の手のひらにオイルをとり、反対側の二の腕の内側から手首、手のひらへ向かってゆっくりなで下ろします。5〜10回繰り返します。その後、手首のしわの小指側に親指をあて、小さな円を描くように10回ほどもみほぐします。反対側も同様に。

③足裏のマッサージ⋯⋯腎へと気を降ろす
足裏にオイルをなじませて、土踏まずから足先に向かってしっかりもみほぐします。仕上げに、足の指を曲げたときにできる足裏のくぼみ(湧泉〈ゆうせん〉のツボ)をゆっくりと押す→離すを10回ほど繰り返しましょう。反対側も同様に。

このマッサージを就寝の1~2時間前に行うと、眠気がスムーズに訪れてくるでしょう。体の熱を海へと押し流すようなイメージで心と腎の循環を促して、深い眠りを手に入れてください。

画像素材/PIXTA

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