リュウノヒゲの名前の由来や花言葉

リュウノヒゲの学名はOphiopogon japonicusで、英名はDwarf mond grass。学名はギリシャ語の「Ophio(蛇)」「Pogon(ヒゲ)」が由来です。
漢字では竜の髭と書き、草姿が架空の生き物である竜の口まわりに生えている髭のようだとして、この名前が付けられたようです。
また、リュウノヒゲはジャノヒゲ(蛇の髭)と呼ばれることもあります。これは、日本の伝統芸能の能に登場する、翁を模したお面「尉面(じょうめん)」が由来です。尉面の長いヒゲに葉が似ていることから、ジョウノヒゲと呼ばれはじめ、時間を経てジャノヒゲに変化しました。
花言葉は「変わらぬ思い」「不変の心」「深い思いやり」などです。
リュウノヒゲの代表的な種類やよく似た植物
‘タマリュウ(玉竜)’

リュウノヒゲの仲間のなかでは葉が短い、小型の品種。コンパクトなので玄関先や庭の狭いスペースでも扱いやすく、丈夫なのが特徴です。また、葉に斑が入っている「玉竜錦」もタマリュウの一種。斑の有無で、全体の印象が大きく変わります。
‘ハクリュウ(白竜)’

玉竜錦と同じく斑入りの品種。葉にはっきりとした斑が入っており、実をつける時期になると、青色が葉によく映えて美しい佇まいになります。
オオバジャノヒゲ‘コクリュウ(黒竜)’

前項で紹介した‘ハクリュウ’とは対照的に、黒っぽい葉の色が特徴の品種。近縁のオオバジャノヒゲの品種で、リュウノヒゲよりも葉が太く華やかな印象があります。ダークな葉の色の‘コクリュウ’は、園芸では特に人気が高く、日本庭園から洋風庭園まで幅広く活躍しています。
ナガバジャノヒゲ

リュウノヒゲの近縁種。若い株のうちは葉の形や色がよく似ていますが、成長するとリュウノヒゲよりも全体が盛り上がり、丸みを帯びたシルエットになります。花の色は薄い紫で、実は黒っぽい青色です。
ヤブラン

ジャノヒゲと姿かたちがよく似た植物に、ヤブランがあります。同じような葉の形をしているため混同されがちですが、細かな違いがあります。
リュウノヒゲが草丈10~20cmほどであるのに対し、ヤブランは30~40cmほど。また、ヤブランのほうが葉が長く、大きいのも特徴です。
また、リュウノヒゲは地面を這うように茎を伸ばす「匐枝(ふくし)」で広がるように成長しますが、ヤブランは匐枝を出さず、あまり広がりません。
ヤブランの花はリュウノヒゲと違い、葉の上に花を咲かせます。花後の実は黒っぽく、リュウノヒゲの実のように弾みません。
葉も花も実も楽しめる! 育てやすいヤブランはガーデニング初心者にもおすすめの植物ノシラン

ノシランも、リュウノヒゲと似ている植物として、よく挙げられます。葉が贈答品につける「熨斗(のし)」に似ていることが、名前の由来です。
葉の長さは3~50cm、幅は4~15mm。リュウノヒゲよりも葉が大きく、先端は垂れ下がっています。夏に小さな白い花を咲かせ、花後の実は熟すと青紫色になります。
リュウノヒゲ、ヤブランと同じく、園芸でグラウンドカバーとして活用されることが多い品種です。
