当選後にすべきこと

宝くじに当選すると動揺してしまうものですが、だからこそ落ち着いて行動することが大切です。ここでは当選番号の確認、当選金受け取り方法など、当選後にやるべきことを解説します。
1.当選番号をよく確認
まずは当選番号と自分の購入した宝くじの番号が合っているかをもう一度よく確認しましょう。また連番で購入している場合は「前後賞」も当選している可能性があります。今一度購入したすべての宝くじの番号を確認してみてください。
2.当選金の受け取り
宝くじ売り場で購入した宝くじの場合、当選金は次のような方法で受け取れます。
5万円以下:宝くじ売り場もしくはみずほ銀行窓口
5万円以上:みずほ銀行窓口(ただし10万円以下の場合、一部の宝くじ売り場でも受け取り可能)
100万円以上:みずほ銀行窓口(本人確認書類が必要)
5万円以下であれば宝くじ売り場で当選金を受け取れますが、5万円以上の場合は原則として銀行窓口での受け取りとなります。またインターネットやATMから購入した宝くじの場合は、当選金は指定した銀行口座へ自動で振込まれる形となります。
3.周りには知らせず慎重に使い道を考える
当選金を受け取った後は動揺したり気持ちが大きくなりがちです。しかし浮かれて周囲に高額当選したことを自慢したり、よく考えずにお金を使ってしまうと後悔する結果に繋がることがあります。宝くじに当選したことはあまり他言せず、慎重に使い道の計画を立てましょう。
高額当選者が陥りやすいお金のトラブル例
急に大金を得た高額当選者はトラブルにも巻き込まれやすいものです。天国から地獄へ転がり落ちてしまうこともあります。ここでは高額当選者が陥りがちなトラブル例をいくつか紹介しますので頭に入れておきましょう。
散財してしまう
大金が手に入ったからとはいえ、住宅、高級車、高級時計など高額なものをどんどん買ってしまうと、億単位の出費が発生することも珍しくありません。金銭感覚が狂い、あっという間に当選金が消えてしまうこともあります。これまで経験したことのない買い物をする場合には特に注意しましょう。
人間関係が壊れる
大金を得たことが周りに知れ渡ると、親族や知人などが「お金を貸してほしい」と近寄ってくることがあります。断ることで人間関係が壊れてしまったり、お金目当てだった場合は人間不信に陥ってしまうこともあります。お金は人間関係に影響を与えやすいため、当選したことはあまり他言しないほうが賢明です。
盗難や詐欺に遭う
高額当選者であると第三者に知られた場合、現金やキャッシュカードを盗難されたり、詐欺のターゲットとされることもあります。自分が他言していなくても、どこからか当選した事実が漏れている可能性もありますので、当選後は普段よりも用心して生活をしたいところです。
仕事を辞めて路頭に迷ってしまう
「宝くじに当たったら仕事を辞める」というのはよくある夢話ですが、本当に仕事を辞めてしまうのは軽率です。年齢にもよりますが、1億円2億円という大金があっても老後まで一生涯生活できる資金とはなりえないことがあります。また仕事を辞めて時間ができると、余計な散財が増えてしまったり、危険な投資などに手を出し、想定より早くお金が尽きてしまうこともあります。
