◆酒や課金ゲームでは本物の脳汁は出ない
![人生を楽しくする[脳汁☆大放出]メソッド](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/11/1763338808945_lyfk9t3nagg.jpg?maxwidth=800)
「せっかく溜めた脳汁は、自分の好きなことに没頭しているときに出すのが気持ちいい。ヤケ酒やガチャで簡単に脳汁は出ますが、それは“疑似汁”だと思っています」
もはや脳汁研究者と化しているもぐら氏曰く、「脳汁の出し方には自分主体か、他人主体かの2つある」そうだ。
「例えば、推し活とかスポーツで応援するチームが勝ったときに脳汁が出るのは、他人に脳汁をベットするタイプ。子供を子役にして、自らの願望を投影する親も同じことだと思います。一方、自分で予想して賭けるギャンブルなどは主体的な脳汁の出し方。優劣はないですが、どっちかといえば、自分主体で脳汁が出たほうがいいのかな」
◆良い脳汁の出し方を見つけるには?
ドーパミン生活を謳歌するもぐら氏のように、良い脳汁の出し方を見つけるには?「『もし夢中になれるものがないなら、気になることすべてに手を出してごらん。それで残ったものが君の夢中になれるものなんだよ』と、甲本ヒロトさんがおっしゃってました」
最後に「中年世代のほうが脳汁放出のチャンスは多い」ともぐら氏は締めくくった。
「若いときはギャンブルで勝つことしか考えていなかったから、経験のある今のほうが脳汁の出し方もうまくなったと思います。ギャンブルで溜めた脳汁を、お笑いの舞台の爽快感で放出することもできますし、その逆があってもいい。特に氷河期世代なんかは、若い頃に苦労した分、脳汁の貯金が十分にあると思います。俺も失敗ばかりでカネはないですけど、その代わり脳汁はたくさん溜まっている。今後の人生でまだ見ぬ脳汁に出合える可能性があるんだから、長生きするのもいいのかな、なんて思います」
脳汁への意識はポジティブに生きる秘訣でもあるのだ。

