◆米国の国策で「四毒」は日本に流入した!?
![大ヒット健康本[四毒抜き]の真実](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2025/11/1763338810233_vydqrygi8fp.jpg?maxwidth=800)
「四毒抜き」とは小麦、植物油、乳製品、そして甘いものの4つの食品群を体に害を及ぼす毒とみなし、食生活から抜くことで健康の回復を図る考え方だが、実際のところはどうか。
「日本の病を治す」をテーマに掲げるYouTubeチャンネルが登録者55万人超、10月に健康本『四毒抜き実践ガイド』を上梓したばかりの歯科医師・吉野敏明氏と、夫人で歯科医師でもある純子氏。かねてより日本の食に危機感を抱き、警鐘を鳴らしてきた2人が、「四毒」の裏に潜む米国の国策を暴いた。
吉野敏明氏(以下、敏明氏):まず言いたいのは、30年以上の臨床経験から明らかになったのは、「四毒」の食品が普及した結果、自己免疫疾患やアレルギー、脳梗塞や心筋梗塞、高血圧や糖尿病、がんといった疾病が増加しているという事実です。
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日本人には、小麦に含まれるグルテン不耐症も多い。それだけでなく、植物油や甘いものにも多くの日本人は不耐症なんです。
◆免疫の暴走、動脈硬化、がんを「四毒」が誘発?
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だから、長年にわたり食べ続けてしまう。ところが、小麦に含まれるグルテンは免疫を暴走させ、植物油の不飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は、動脈硬化を引き起こす。
乳製品は摂りすぎるとPMS(月経前症候群)や乳がんなど、特に女性に悪影響を及ぼします。また、甘いものは体内で炎症の要因になるのです。
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その頃の日本は食糧難でしたが、その後も米国の輸出は増えていく。大量の食料を消費しきれなくなった日本は、学校給食にこれを回した。米国の同盟国である韓国も、台湾も給食は米食。パンなのは日本くらいのもの。
これがいまだに続いていることが問題です。日本人は小学生の頃から「四毒」を毎日のように口にして、大人になっても食習慣を変えずにいる。
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日本人の食生活は、中毒状態と言ってもいい。一方、お米を食べると“幸せホルモン”のオキシトシンが分泌される。ひと言で言えば、「四毒」を抜いて、昔のように和食を食べれば健康を取り戻せるんですよ。
敏明氏:食生活が原因で日本人の健康が損なわれている現状に対して、これを治すべき医療が西洋医学に偏重しているのも問題です。だから、日本の大多数の医師は対症療法ばかり選択する。
純子氏:例えば、アトピーや花粉症は、戦前には見られなかった。これらは免疫の過剰反応による炎症で、食事の影響も大きいと指摘されてます。
ところが、多くの医師は免疫抑制剤による対症療法を行うばかりで、免疫過剰という根本を治療してない。このように今の日本の医療は、よかれと思って逆のことをしている。

