3.宅配ボックス設置で補助金を活用する際の注意点
宅配ボックスの設置で補助金を活用する場合は、3つの注意があります。

3-1.補助金対象となる製品や設置条件を確認する
補助金制度を活用する際は、対象となる宅配ボックスや設置条件を確認しましょう。本体が新品であることや、型番が決められているケースなどがあるためです。また、アンカーボルトなどで固定していることが条件のケースも多い傾向にあります。
対象製品や設置条件を確認せずに宅配ボックスを設置してしまうと、補助を受けられなくなってしまいます。宅配ボックスの設置を検討していて補助金を活用する場合は、はじめに対象製品や設置条件を確認しておきましょう。
3-2.自治体や年度によって申請期間・予算が異なる
補助金制度は自治体や年度によって申請期間や予算が異なるため、申請時期には注意してください。多くの補助金制度は年度ごとに予算が決められており、上限に達した時点で受付が終了します。同じ制度でも年度とともに要件が変わることもあるので、最新の情報を確認しましょう。
また、申請してから交付決定までの期間も自治体や補助金制度ごとに異なります。設置前の申請が必須の制度も多いので、申請期間や予算は定期的にチェックし、確実に補助金を受けられるようにしましょう。
3-3.見積書や領収書などの書類管理を徹底する
補助金制度を活用する際は、宅配ボックスの設置に関する見積書や領収書を残しておきましょう。申請時に必要になるケースが多いためです。また、設置前後の写真も撮影して保存しておく必要があります。
なお、申請者と購入者の名義が異なる場合は補助金を受けられない可能性があるため、注意してください。申請書類に不備があると差し戻しや遅延が起こるので、必要書類や記入部分のチェックを徹底しましょう。書類の提出方法は自治体や制度によって異なるため、公募要領や自治体窓口などに確認しておきましょう。
(参考)補助金の申請経験がある業者への依頼がおすすめ!
補助金制度を活用する際は、申請経験のある業者へ依頼することをおすすめします。申請条件や必要書類を熟知しており、手続きをスムーズに進められるためです。書類不備などのミスも防げるでしょう。
また、申請経験が豊富な業者の場合、補助金制度の要件を確実に満たすための方法も提案してもらえます。補助金制度を活用したい場合は、実績のある業者に依頼するのが安心です。
リフォームガイドなら、会社ごとの得意不得意を熟知したプロのコンシェルジュが、補助金の申請実績があり、あなたの工事に対応できる最適な業者を紹介できます。まだ業者が決まっていない場合は、ぜひ活用してください。

4.宅配ボックスを設置する際の補助金申請の流れ
補助金制度を活用する際は、申請の流れを知っておくとスムーズに進めやすくなります。宅配ボックスを設置する際の補助金申請の大まかな流れは、以下のとおりです。
補助金制度の要項・申請条件を確認する
対象となる宅配ボックスを選定する
業者に見積もりを依頼する
事前申請書類を作成・提出する
交付決定通知を受け取る
宅配ボックスを購入・設置する
設置後の写真・領収書を準備する
完了報告書を提出する
審査後に補助金が交付される
自治体や制度によって申請の流れや必要書類が異なる可能性があるため、補助金制度を活用する際は申請方法を確認しましょう。
なお、補助金申請から交付まで数ヶ月かかることがあるため、余裕を持って進められると安心です。

