5.宅配ボックスの設置で失敗しないためのポイント
宅配ボックスの設置で失敗しないためにも、この3つのポイントを押さえておきましょう。

5-1.設置環境と生活スタイルに合ったタイプ・サイズを選ぶ
宅配ボックスを選ぶときは、住まいや生活スタイルに合ったタイプとサイズを見極めることが大切です。戸建てやマンション、共用部など設置場所によって、据え置き型・壁付け型・埋め込み型など最適な形は異なります。実際の設置スペースを測り、家族構成や荷物の受け取り頻度に合わせた容量を選びましょう。
たとえば、ファミリー世帯なら大きめ、ワンルームならコンパクトなサイズが便利です。重さや安定性、防風・耐震性も考慮し、将来的な荷物の増加も見越して少し余裕を持つと安心です。
5-2.防犯性や利便性を考慮する
宅配ボックスを安心して使うためには、防犯性と利便性の両方を重視することがポイントです。施錠方式は鍵や暗証番号、スマートロックなどがあり、操作が簡単で安全性の高いものを選びましょう。屋外に設置する場合は、防水性能「IPX4」以上や耐錆・耐候性のある素材を選ぶと安心です。
また、利用頻度が多い場合は、扉の開き方や操作のしやすさも大切です。配達員と利用者のどちらにとっても使いやすい構造を選ぶことで、日々の荷物の受け取りがスムーズになります。
5-3.アフターサポートやメンテナンスを確認しておく
宅配ボックスを長く快適に使うためには、購入前にアフターサポートやメンテナンス体制を確認しておきましょう。具体的には、メーカー保証の期間や補修部品の入手しやすさ、定期点検サービスの有無などをチェックすることが大切です。万が一の故障やトラブルにも迅速に対応してもらえるメーカーや施工業者を選べば、安心して長期間利用できます。
6.まとめ
宅配ボックスを設置する際は、国や自治体の補助金制度を利用できる場合があります。ただし、対象製品や条件、申請時期は制度ごとに異なるため、最新情報の確認が欠かせません。申請前の設置や書類不備は対象外になることが多いので、事前準備と正確な手続きが重要です。
補助金申請に慣れた施工業者に依頼すれば、要件の確認や書類作成をサポートしてもらえます。リフォームガイドでは、プロのコンシェルジュが要望に沿った業者を紹介するサービスを行っています。ぜひ活用して業者を探す手間を減らし、余裕を持って補助金申請を進められるようにしてください。補助金を上手に活用して、安心・便利な宅配ボックスをお得に設置しましょう。

