◆隣席男性の汗がスーツに付着し…
さらに彼は真冬だというのに半袖のTシャツ姿。よく見ると、うっすら汗もかいていたそうだ。「スーツに彼の汗が付いてしまい、結果的にクリーニングに出すハメになってしまいました……。でも災難だったのはこれだけではないんです。あまりに窮屈すぎて左腕も彼の右腕とぶつかっていたため、移動中にノートPCで作業することも断念せざるを得ませんでした」
仕方なくスマホで出張先での打ち合わせに使う資料を確認していたが、肉体的に通路側席の白人男性に圧迫され続け、当然リラックスなどできるわけもない。
◆思い切って移動を試みるも…

「とりあえず、一刻も早くその席から離れたかったため、デッキ付近に移動しました。でも、席の移動が可能かわからなかったため、スマホで調べてみたんです。ところが、『乗車 後は変更不可』や『指定席から自由席への変更はできない』って情報が出てきました。それが本当なのか、正直わかりませんでしたし、車掌さんに事情を説明すれば配慮してもらえたかもしれませんが、目的地の名古屋まで残り30分弱。だから、そのままで立っていることにしたんです」
長距離バスの場合、最近は1席ずつが独立した座席構造が主流のため、隣の人がいくら大柄でも自分のパーソナルスペースは確保されている。しかし、鉄道だとグリーン車などの一部の席を除き、基本的に2席、または3席が横並びでくっついている。それだけに隣席の乗客に、移動が快適にできるかどうかが左右される部分があることは否定できない。

