◆友人が褒めてくれて斜視の捉え方が変わった

しゃしみさん:ハタチになってから、高校時代の友だちに斜視であることをカミングアウトしたんです。「私、斜視なんだけど目がずれているときある?」って。
友だちは「分かってたよ」「気づいてたよ」と言いつつ「かわいいと思うけどね」と褒めてくれたんです。
そのときに、斜視を気にしてたのは自分だけだったんだと気づきました。
そこからすぐに斜視を気にしなくなったわけではありませんが、考え方が徐々に変わっていきました。
ーー具体的に、どのような変化がありましたか。
しゃしみさん:自分で斜視について調べるようになりました。それまでは、斜視のことを調べても落ち込むだけだと思って、調べるのを避けていたんです。
そうしているうちに、自分の場合は斜視をコントロールできることが分かりました。目に力を入れると、斜視じゃなくなるんです。
◆斜視をコントロールするようになった

しゃしみさん:みんながみんなコントロールできるわけではありませんが、私はそういうタイプでした。
そこから、鏡やスマホ動画で、自分の目が普段どうなっているかを研究するようになりました。
たとえば、テレビを見ていたり、ぼーっとしていたりすると斜視になりやすいことが分かったり。「じゃあ、勉強しているときはどうかな」などと、遊びながら研究しました。
なので今は、人とお話するときや写真を撮るときは、自分で視線をコントロールしています。そのおかげか、私が斜視であることを知らない人もいます。
このあたりから自信がついて、斜視がチャームポイントになるんだと感じ始めました。

