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リッツ・カールトンでは「100円のコーラ」が「1000円」でも飛ぶように売れる本当の理由…多くの日本企業が知らない“値付けの魔術”

リッツ・カールトンでは「100円のコーラ」が「1000円」でも飛ぶように売れる本当の理由…多くの日本企業が知らない“値付けの魔術”

たった1%の値引きで、利益は10%下がる

「サッパリ意味がわかりません」

「たとえば定価100円、コスト90円の商品を定価で1万個売ると、売上と利益はどうなりマスカ?」

マルクスの問いに、小杉が答えた「売上は1万個×100円だから、100万円だよね。コストは1万個×90円だから、90万円だ。利益は売上からコストを引くから、10万円だね」。

「では1%値引きして販売数が同じだと、どうデスカ?」

「売上は99万円。コストは変わらず90万円だから、利益は差し引きで9万円だ」

「たった1%の値引きで、利益は10万円から9万円、つまり10%も下がりマス!」

「本当だ! もし10%の値引きだと……。売上90万円だから、利益ゼロ!」

4Pのうち、「価格戦略」だけが利益を生む

「利益は『価格戦略』で大きく変わりマス。4P(※)のうち、製品、チャネル、プロモーションの3つは、お金がかかるコストデス。価格戦略だけが利益を生むんデス。価格戦略はビジネス戦略そのもので超重要デス。でも価格戦略を真剣に考えない人が多過ぎマス。オーマイガッ!」

※編集注:マーケティング戦略におけるプロセスのひとつで、1950年代に提唱された概念。『Product(製品戦略)』、『Price(価格戦略)』、『Place(販売チャネル戦略)』、『Promotion(プロモーション戦略)』の4つの頭文字をとったもの。

日吉が「じゃあ、価格戦略はどう考えればいいの?」と尋ねた。

「まず『低価格戦略』と『高価格戦略』のどちらかを選びマショウ」

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