
一体どんな人が来るのだろう? と待っていると、今どきの若い青年がやってきたので驚いた。
「ひやニキです!今回はこんな機会をありがとうございます!」
そう深々と頭を下げたひやニキさん。この礼儀正しい青年は一体何者なんだろうか?
◆失敗だらけの大学デビュー

「そうですよね(苦笑)。大学デビューしようと思ったけど、何をしていいのかわからなかったんです。香水の代わりに紅茶の出がらしを頭から被ったり、ワックスの代わりに焼肉屋でもらったラードを頭に塗ったり……あと毎日ベランダや駐車場で日焼けしたり……」
かなり独特な垢抜け(?)方法だ。色々と試したそうだが、正解がわからず、迷走状態が続いた。


「確か大学2年の頃でした。大道芸のサークルに入ってマジシャンをやっていたんです。それで、SNS経由で女性の友人から『魔法使いのキャラやってよ』って言われたんです」
その女性は彼女なのか?と聞くと「ほぼ関わり合いがない女性だった」というから驚きだ。
「というか、本当にその子以外とも女性と絡みがなさすぎて、女性から何かを頼まれて断るっていう選択肢がなかったんです。その時の写真がこれです」
見せてくれたのは、バズったポストにも貼られていたコスプレ写真だ。

メイクも一応、BBクリームとつけまつげ、アイラインは引いています。正直、コスプレ衣装は暑いし、ウィッグはきついし、ファンデは肌が覆われている感じが気持ち悪いし、『何だかなぁ』と思いつつ、コスプレしていました」
そんなひやニキさんだったが、男女4人のコスプレグループと出会い、「思考が180度変わった」と話す。
◆人との良縁に恵まれるには、自分の“ビジュを上げる”ことが手っ取り早い
「東方のコスプレイヤーでは有名な方々だったんですが、コスプレのクオリティはもちろんのこと、とにかく“ビジュ” がいい。それでいて人間ができている。心が広くて、友人に優しく、大人として余計なことは言わないのに、必要なことは教えてくれる。それで、垢抜けの方法も教えてくれたんです」
ひやニキさんは彼らを見て「見た目と人格はイコールではないか」と感じたようだ。
「必ずしもそうではないと思いますが、人との良縁に恵まれるには、自分の“ビジュを上げる”のが手っ取り早いと思いました。
見た目が全てではないですが、ビジュを良くすることは、良い人に出会うためのファクターの1つにはなるな、と感じたんです。これが垢抜けやコスプレにハマった理由かもしれません」
ひやニキさんが、ビジュを上げるために何をしたのか聞かせてもらった。
まず行ったのは、ダイエットだという。
「自分の体重×0.8kgのタンパク質を毎日摂取して、HIIT(短時間で高強度の運動と短い休憩を繰り返すトレーニング方法)を毎日1回。
あとはTDEE(1日の総消費カロリー)から自分の基礎代謝を割り出し、摂取カロリーをその80%以内に抑える。あとはオートファジーダイエット(1日のうち16時間断食し、残りの8時間の間に食事をとるダイエット)も取り入れていました」
これで1年で67kgから54kgまで減量したというからすごい。
「最初は大変なので、徐々に徐々にやっていくことが大切です。今は筋トレをしているので、ちょっと体重も増えたし、キツくなっちゃった衣装もあるけど、健康が1番なので気にしていないです」

