
◆東大を目指し、毎日15〜16時間勉強するも…
いかにも人の良さそうな笑顔が印象的だ。インタビュー当日、丁寧にお辞儀をしてみせた篠塚さんは、過去にSNSでみた印象よりも柔和に思えた。そう伝えると、「メンタルの治療薬の副作用で、30キロほど太ってしまいまして」と遠慮がちに言った。篠塚さんの出身高校は埼玉県の進学校として名高い開智高校。しかしもっとも熱望した公立進学校には嫌われた。ならば東大に入ろう、そう誓ってからの勉強時間は目を見張る。
「高校時代は部活動にも参加せず、ずっと勉強していました。文字通り、起きている時間からお風呂などの時間を引いた時間ずっとです。だいたい15〜16時間くらいでしょうか。それでも東大には受からず、早稲田大学に進学することになりました。中国語を専攻したのは、母が中国人だからです」
篠塚さんのSNSには母親の手料理がアップされたりもする。関係は良好だ。
◆話しかけられたキャッチについていってみたら…

「いわゆる性風俗店の斡旋をする、キャッチですよね。その人には『今日、ソープに行く予定なんです』と伝えました。すると、『それよりも、うちはセクシー女優とプレイができるからそっちのほうがいい』と言うんです。実際にリストを見せられて、好みの女優さんをお願いすることにしました。プレイ料金として、その人に3万円を支払いました」
すると今度は、指名したセクシー女優のマネージャーを名乗る男が現れた。プレイ後に全額を返すから、プレイ前に保証金を支払えと言う。保証金は30万円を要求された。
「でも本当に持ち合わせがなかったんですよ。全財産で10万ちょっとだったもので。それを説明すると、先方から『君はいい人そうだから、8万円でいいよ』と言われました。それから4000円くらいのホテルに入室して、セクシー女優が来るのを待ったんです」

