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「自分の仕事に価値がない」と感じる人でも“見違えるように変化”する。『仕事は職場が9割』著者が教える方法

「自分の仕事に価値がない」と感じる人でも“見違えるように変化”する。『仕事は職場が9割』著者が教える方法

◆仕事と人間関係を再定義。主体的なキャリアを創る

上司の指示や会社のルールで「やらされている」感覚を取り除き、「創意工夫を凝らしながら、仕事に取り組んでいる」と意識を変え、最終的には主体的に仕事を再定義する。

自分の価値観、強み、情熱と合致するように、仕事を自分らしく意味のあるものに変えていく作業とも言えるでしょう。

これは人間関係も同様です。与えられた上司・部下の関係から徐々に離れ、「仕事人として尊敬できるか」との軸で、人間関係を意味あるものに再定義していく。

固定化された人間関係からの逸脱は、明日からでもできる越境です。
まずは、具体的な事例を紹介しましょう。

◆職場では「誰からも褒められなかった」Sさんの例

ある大手IT企業の子会社で働いていたSさん(40代・男性)の仕事は、業務委託先の中国にある関連会社の管理でした。

ですが、私が出会った時、彼自身は仕事に面白味もやりがいもまったく感じていませんでした。

そこで、私が声をかけて、ワークショップで自分の業務内容について話してもらうようお願いしました。

自分の仕事にはほとんど価値がない。やらされているだけの仕事。

実際、Sさんは社内でも褒められたことがなかったそうです。

そうして自己肯定感とやる気を失っていたSさんですが、彼の発表が終わるや否や、ワークショップに参加していた製造業や不動産業など、異なる業界の人々から拍手喝采が湧き起こりました。


配信元: 日刊SPA!

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