
年齢を重ねることで顔の印象が変化するのは仕方のないこと。
ほんのちょっとメイクやヘアを変えればイキイキ感もアップ!
大人世代の悩みをケアしつつ、一気にあか抜けるメイクテクニックをご紹介します。
教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップアーティスト
高松由佳さん
美容師を経験後、山本浩未氏に師事。日常に取り入れやすいテクニックを提案。女性のリアルに寄り添い、ナチュラルな美しさを引き出すメイクに定評あり。
変身したのは・・・
ミモザ会員 No.342
桜井まゆ子さん(53歳)
「ファンデーションをぬった顔がのっぺり見える気がして、あまり使わなくなりました」
ベースメイクは明るさと立体感重視
「シミや小ジワを隠したがって厚塗りをする人も多いですが、意外と人は、小さなことよりも全体のバランスを見ています。
健康的な印象と立体感をプラスすれば、もっと素敵になりますよ」
1. ツヤ仕上がりの下地を顔全体にムラなくぬる
適量を指に出し、左右の指の腹を合わせて練り広げたら、額、両頬、あごに乗せてから、軽くトントンと広げていく。
最後に、指に残った分を上まぶたになじませる。
(右)うるおい成分が乾燥によるメイク崩れを防ぐ。スキンケアベース Wモイスト〈ベージュ〉SPF24・PA+++ ¥2,200/ファンケル
(左)下地成分を美容液で包むことで、肌へまんべんなく美容液が届く独自処方。マキアージュ エッセンスベースEX SPF50+・PA++++¥3,300(編集部調べ)/マキアージュ
2.ピンクのコントロールカラーでくすんだ肌をカバー
目尻の横、目の下の逆三角形、口角、あご上のくぼみなど、くすみが気になる部分に、ピンクのコントロールカラーで血色感をプラス。
のせたら指でトントンなじませる。
(右)美白有効成分配合。SHISEIDOブライトニング スポットコントロールベース ピンク[医薬部外品] SPF35・PA+++ ¥5,500(編集部調べ)/SHISEIDO
(左)高密着オイル配合で、なめらかになじむ。アディクション スキンリフレクト カラーコレクター 001¥3,850/ADDICTION BEAUTY
3. 下地でカバーしているのでファンデは少量で十分
目の下、目尻の横、鼻、口元、あごにのせ、トントン広げながらなじませる。
仕上げに頬を軽く引き上げ、パフで下から上へタッピングすると、たるみ毛穴もカバー。
(右)優れたカバー力なのに自然。KANEBO ライブリースキン ウェアⅡSPF4・PA+ 全10色 ¥12,100/カネボウインターナショナルDiv.
(左)高い部分は明るく、低い部分は暗く見せるパールで立体的に。RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス SPF22・PA++全9色 ¥6,600/RMK Division
4. 練りタイプのチークを頬の高めの位置にのせる
チーク(濃い色)を、ニコッとして頬が高くなった部分から1cm上に指でポンとおく。
そこを支点に指1本分内側にもおき、頬の丸みの終点まで真横へなじませる。
(右)華やかなローズピンクと淡いピンクの組み合わせ。肌に密着して、落ちにくい。セザンヌ フェイスグロウカラー02 ¥660/セザンヌ化粧品
(左)多幸感あふれる濃淡ピンク。肌にのせるとさらっとした質感に。THREE シマリング グロー デュオ R X01 ¥4,950(10月29日限定発売)/THREE
5. ハイライトでツヤを仕込んで顔全体に立体感を出す
ハイライト(薄い色)を指先に取り、目と目の間、Cゾーン(眉の下から目尻の下を結んだカーブ)、鼻先、目頭横のくぼみにのせる。
あまり広げすぎないこと!
〈After〉
さり気ない血色感とハイライトで立体感のあるやさしい顔に!

SHOPLIST
ファンケル美容相談室 0120-35-2222
マキアージュお客さま窓口 0120-456-226
SHISEIDOお客さま相談室 0120-587-289
ADDICTION BEAUTY 0120-586-683
カネボウインターナショナルDiv. 0120-518-520
RMK Division 0120-988-271
セザンヌ化粧品 0120-55-8515
THREE 0120-898-003
photograph: Emiko Tennichi(mimosa),Yumi Furuya[SORANE](still)
hair & make-up: Yuka Takamatsu styling: Rie Nakamura text: Chieko Takahashi
大人のおしゃれ手帖2025年11月号より抜粋
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