フィジーで新種のアカエイ
さらに、フィジーでは新種のアカエイが学術誌『Journal of Fish Biology』に報告されました。
「フィジー・マスクレイ(Neotrygon romeoi)」は、これまで別種と考えられてきたもののDNA解析によって独立種と確認されました。
茶褐色の体に仮面のような黒い模様を持ち、青白く縁取られた斑点が散らばるのが特徴です。
分布はフィジーのビティレブ島沿岸に限定されており、漁獲される頻度も高いことから、研究者は保護指定の必要性を指摘しています。
今回の3つの報告は、『Journal of Ichthyology』『Zootaxa』『Journal of Fish Biology』といった国際的な学術誌に掲載されており、いずれも科学的根拠に基づいた新種認定です。
まだ知られていない生物が数多く存在することを示しており、世界各地での調査と保護活動の重要性を改めて浮き彫りにしています。
