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新たなシャネルの世界【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

新たなシャネルの世界【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

ドーバーストリートマーケット パリ

ショーに行く途中に立ち寄ったのが。マレ地区にあるドーバーストリートマーケット パリ。コム・デ・ギャルソン傘下のブランドのほか、様々なデザイナーの服などを販売するほか、カフェ「ローズベーカリー」もあります。

ここは17世紀に建てられた歴史的建造物。中庭には、アート作品が展示されています。ちょうどこの時は秋冬シーズンの立ち上がりで、コム・デ・ギャルソンのDMにも使われていたジョージア・オキーフの作品が展示されていました。ど迫力の大きさと展示方法で、ファッション好きのみならず、この周辺を散歩する人や観光客も思わず入ってくる人気スポットとなっています。

トム・ブラウン

トム・ブラウン

ショー会場にはなぞのふたりの男性がブランコに乗っていました。ショーとの関係が気になります。会場はかつてカール・ラガーフェルドの邸宅だったところ。

ショーがスタート、と思ったら、いきなり宇宙人のモチーフのワッペンをつけた男性が現れ、ひとりがカードを配り始めました。カードには「WE COME IN PEACE」と記されています。

トム・ブラウン
トム・ブラウン
トム・ブラウン

そして登場したのは宇宙人! コレクションノートは「 …こんにちは、地球人…」から始まりました。そして「 2026年春夏コレクションは、日常と未知の間の境界を探求します。ラインと縫い目が微妙に変化し、クラシックが新しいアイデアへと進化し、未知なるアイデアへと続きます。 伝統的な仕立てを強化され、そして解体されることで超常的なプロポーションを作り出します。 その効果は、この世界でありながら、この世界を超えたもの…」とあります。

4本足のパンツに袖がいくつもついたジャケットをはじめ、トム・ブラウンのプレッピースタイルが新たなボリュームとバランスで登場。服の作り込み方もマニアックなほどすごい。ちょっと驚かされたコレクションでした。

ショーの終了後、会場を出ると、トム・ブラウンの愛犬がモチーフとなったブランドのアイコンでもあるかわいいヘクターの形のクッキーが配られていました。

配信元: marie claire

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