ハーバード大学の研究者によると、このシンプルなおやつが記憶力を高めてくれる
しかも、すでに家にある可能性が高い。
そんなできすぎた話があるのかと疑いたくなるが、ブルーベリーは記憶力を長く鮮明に保つという。しかしこれは、ハーバード大学の研究者によって科学的に証明されている。
1万6000人以上の女性を対象とした大規模な調査によると、週に少なくとも2回、ブルーベリーやイチゴを摂取する人は、認知機能の低下を最大2年半遅らせることができるという。
その秘密は? フラボノイドだ。これはベリー類に深い青色を与える天然色素である。抗酸化作用があり、炎症を抑え、研究者によれば記憶プロセスにも関与している。まさに脳が正常に機能し続けるために必要な要素だ。
そのほかにどんな効果があるのか
ハーバード大学の研究以外にも、ベリー類が体に与える影響について、他の臨床レビューも明らかにしている。簡単に言えば、その効果は非常に大きい。ベリー類に含まれるアントシアニン、ケルセチン、カテキン、その他のポリフェノールなどの生物活性物質には以下の効果がある。
炎症の軽減
細胞の保護
脳細胞間の信号伝達の円滑化
神経可塑性(脳が新たな結びつきを作る能力)のサポート
特に、数週間から数か月間にわたって定期的にベリー類を摂取すると、顕著な効果が期待できる。
