いつまでも輝く女性に ranune
レジ待ちの列を無視して「コピーを手伝って」…コンビニ店員が激怒した“非常識な高齢客”「奴隷じゃない」

レジ待ちの列を無視して「コピーを手伝って」…コンビニ店員が激怒した“非常識な高齢客”「奴隷じゃない」

コンビニで長く働いてきた筆者。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間だけ手伝う生活をしている。

 今回は、高齢客の行動で迷惑だった出来事をピックアップしてみたい。
 

◆レジ待ちの列を無視して「コピーを手伝ってください」

 
コンビニ
※写真はイメージです。以下同
 筆者の働く店舗では夕方まで年配客の率が高くなる。ほとんどの人が常識的で優しいのだが、たまに腹が立ったり、困ってしまうことがある。

 ある時、筆者は1人でレジにいた。ふだんは空いている時間帯にもかかわらず、突然混みだしたのだ。気が付くと5人も並んでいる。

一生懸命に対応していたが、そろそろバックルームにいる店員に手伝ってもらおうと思い、呼び出しボタンを押そうとすると、70歳ぐらいの高齢女性が割り込むように接客中の筆者の前にきて、

「すいません。コピーがわからないのでやってくれませんか?」

 手が空いている時ならば店員が手伝って当然であるが、本来コピー機はセルフである。状況を見てほしいものだ。

 目の前で接客中の客も困惑している。非常識ではないか。この女性は一段落ついてから言えばいいだけなのだ。ややムッとしながらも「少々お待ちください」と言う。

 猛スピードで接客をこなしていたのだが、さらに客がやってきて、列にはまだ4人も並んでいる。ようやくバックルームから店長がやってきて、別のレジで2人体制で進めていると、先ほどの女性が、

「すいません、コピーをやってほしいのですが」

 心の中では「今できないのは見てわかるだろ、いいかげんにしろ!」と叫びながらも「待ってください。終わったら行きますから」と強い口調で返す。

 その女性は何を思ったのか、店長のレジに向かい、同じことを言う。

 店長も驚いている。店長は仕方なく、他の客が並んでいるにもかかわらず、コピー機に行って教え始めたが、当然ながらレジ待ちの客が増えている。店長もレジ待ちがゼロになったら手伝いにいけばいいのに……。そこに休憩中だった女性の店員が飛んできて、レジを助けてくれた。

 自分のことしか考えない行動は勘弁してほしいものだ。簡単なコピーがわからない。それを店員に助けてもらうのならば、せめて手が空いている時に声をかけるべきだろう。
 

◆銀行のことなどわからないよ…

 困った高齢の客はまだいて、またもや接客中などに「銀行への振込ですけど、できますか?」「この振込は、ここのATMでできますか?」などと聞いてくるが、わかるわけないだろう!

 基本、コピー機やATMはセルフなので、基本的に店員はタッチしない。特に現金が絡む振込などは、適当なことは絶対に言えない。もしもわかっているつもりで言ったことが間違っていた場合に「あのスタッフが言った」とクレームが入るからだ。なので、正直に「こちらではわからない」と返答する。

 高齢者は、代行収納で支払いするのに、全く開けてない封筒をそのまま出してくることがある。正直、かなり腹が立つ。馬鹿にしているのか? こっちは奴隷じゃないよ! と思ってしまう。

 筆者は「え、なんですか?」と聞いてみる。「え、やらないといけないんだ」とか言ってくるが、丁寧に扱うのも嫌なので「あ、そうですね」と返す。

 おそらく他の店舗では何も考えずにやってあげる店員もいるのだろう。だが、こんな横柄な態度を許してはいけない。ちゃんと注意するべきである。

 
配信元: 日刊SPA!

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