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レジ待ちの列を無視して「コピーを手伝って」…コンビニ店員が激怒した“非常識な高齢客”「奴隷じゃない」

レジ待ちの列を無視して「コピーを手伝って」…コンビニ店員が激怒した“非常識な高齢客”「奴隷じゃない」

◆別の店舗で賞味期限が新しい弁当とすり替える

コンビニ
 高齢者で思い出すのは約2年前のことだ。

 本部と近辺の店舗から連絡があったのだが、高齢の男性客が、ある店舗で購入した商品を、別の店で賞味期限の新しいものと交換するという行動が問題視された。

 正直初めて聞いたときは、何を言ってるかわからなかったが、その男性は離れているA店舗でたくさん弁当やうどんなどを購入し、電車でB店まで移動。そして、そこでA店で買ったものと同じ商品の賞味期限の長いものとすり替える。そして、C店に行って同じことをする。一体何を考えてそんなことをするのか理解不能なのだが、それらの行為が連絡網と防犯カメラによってわかった。

 本人にはおそらく万引きという意識はないのだろうが、もしも取り換えられた商品に変なものが混入されたら大変だ。

 そんな通達がきたものの、まさかこの店には来てないよな……と思って、店長が防犯ビデオを調べたら、その客が来店していた。レジが忙しくなったのを確認し、商品の賞味期限を見て、カバンから同じ商品を取り出して棚に置き、商品をすり替えてカバンに入れる。手馴れた様子で、悪いとも思っていない感じだ。

 筆者の入っている日ではなかったが、ある曜日に入っている店員はよく覚えているそうだ。来店すると必ず話しかけてきて「〇〇(商品)はないか?」と尋ねてくるのだとか。とにかく現行犯で捕まえてどうにかするしかない。

 筆者がシフトに入っている曜日は来ないと思っていたが、ある日、やってきた。

 写真や防犯ビデオで見た人物が弁当コーナーにずっと立っていたのだ。現行犯で取り押さえるしかないが、店員はレジに2人いるだけで、バックルームから監視する人はいない。せめて犯行を食い止めないと。筆者が露骨にジロジロと見ていると、それに気がついたのか、何もしないで帰ってしまった。そしてすぐに店長に報告をした。それ以来、姿を見ることはなかったが、それにしても迷惑だった。

<文/浜カツトシ>

配信元: 日刊SPA!

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