同じ病気でも…「早期に治療が進み、速やかに回復する人」と「診断が遅れて、治療が長引く人」の違い【医師が解説】

同じ病気でも…「早期に治療が進み、速やかに回復する人」と「診断が遅れて、治療が長引く人」の違い【医師が解説】

偶然を必然に変える

良い医療を引き寄せる人は、決して特別な人ではありません。診察室で落ち着いて話し、医師の説明を聴き、自分の身体の変化にきちんと目を向ける。その積み重ねが、偶然のような幸運を必然に変えていきます。

医師は一日に多くの患者を診ています。短い時間の中で多くの情報を整理し、瞬時に判断を下さなければなりません。そのとき、患者から得られる情報がよく整理されているほど、医師は力を最大限に引き出すことができるのです。

患者力とは、医師の思考を止めないだけでなく、自分の身体の声を正しく聴く力でもあります。

まとめ

医療事故を繰り返す人と、繰り返し助けられる人の違いは、運ではありません。医師との関わり方、情報の伝え方、そして何よりも自分の身体への耳の傾け方にあります。医師の話を丁寧に聴き、自分の身体の声にも誠実に耳を傾ける。それが、患者力の最も本質的な形です。

良い医療は、医師と患者が共に作っていくものです。

身体の声を聴く力。

医師の言葉を聴く力。

この2つの「聴く力」が揃ったとき、医療は偶然ではなく、必然のように人を助ける力を発揮します。

宮澤 哲夫

みやざわ耳鼻咽喉科 院長

医師・薬剤師

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