いつまでも輝く女性に ranune

高市早苗氏、総裁選演説で「奈良のシカ」蹴る外国人に怒り  「へずまりゅう?」連想の声も...本人も反応

自民党総裁選に出馬している高市早苗前経済安全保障担当相が2025年9月22日、所見発表演説会で「奈良の女」としての思いを語り、注目を集めている。

自民党総裁選での演説内容に反響が広がっている(写真は自民党ウェブサイトから)

「奈良のシカをですよ、足で蹴り上げる、とんでもない人がいます」

高市氏は演説冒頭、「皆様、こんにちは。高市早苗、奈良の女です。大和の国で育ちました」と切り出した。

「奈良の女としては奈良公園に1460頭以上住んでいるシカのことを気にかけずにはいられません」とし、万葉集で詠われた和歌を引用した。

「1300年も前から奈良にはもうシカがいて......それも夫婦仲のむつまじいシカがいて、歌になっていたということがわかります」としつつ、「そんな奈良のシカをですよ、足で蹴り上げる、とんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て日本人が大切にしているものをわざと痛めつけようとする人がいるんだとすれば、皆さん何かが行きすぎていると、そう思われませんか?」と問いかけた。

「この古来の伝統を守るために体を張ります」

奈良のシカをはじめ、神社の鳥居で遊ぶようなケースも見られるとし「古いものが大切に大切にされているところに、そういう日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るようなら、何かをしないといけません」と危機感をあらわにした高市氏。

「私高市早苗、日本をかけがえのない国にしてきた、この古来の伝統を守るために体を張ります」と宣言した。

外国からの労働力に頼る必要があるとしつつ、「急に物事を進めたり、焦ってやっては日本の社会をトゲトゲしいところにしてしまうだけ」とし、「長らく日本に暮らしておられる外国人の方々にもそのとばっちりがいって辛く当たるような、そんな国、社会には私は絶対にしたくありません」と語った。

配信元: J-CASTニュース

あなたにおすすめ