◆マツコ・デラックスの言葉で「怖さがなくなった」

ももせ:デビューしてから最初に出た番組が『アウト×デラックス』(フジテレビ系)で、スタッフさんから「キャラ作りしなくていい」「そのままでOK」と言っていただけたのが本当に大きかったです。そこからテレビでも“素の自分”で出られるようになりました。
――SNSも積極的になりましたよね。
ももせ:最初は批判が怖すぎて拒否していました。
でもマツコ・デラックスさんに「あなたの体は下品じゃない。堂々としていい」と言われてから、怖さがなくなりました。
積極的に発信するようになって女性ファンも増え、世界が広がった感じがします。
◆明るくなれる場所は絶対にある

ももせ:アニメやゲーム、マンガが大好きなので、サブカルのお仕事をもっとやりたいです。特に『ドラゴンクエスト』が大好きで、ドラクエウォークのイベントにも行くガチ勢なんです(笑)。胸の大きいキャラクターのコスプレもやってみたい!
――同じように胸や外見で悩む女性へ、伝えたいことはありますか?
ももせ:堂々としろ、とは言えないです。いろんな危険もあるので。
でも“心まで閉じないで”とは言いたいです。私がそうだったように、受け入れてくれる場所は必ずどこかにある。殻に閉じこもってほしくないですね。
胸の悩みじゃなくても、見た目のコンプレックスって誰にでもあると思います。もし昔の私みたいに悩んでいる方がいたら、「明るくなれる場所は絶対にあるよ」と伝えたいです。
<取材・文/松嶋三郎、撮影/杉原洋平>
【松嶋三郎】
浅く広くがモットーのフリーライター。紙・web問わず、ジャンルも問わず、記事のためならインタビュー・潜入・執筆・写真撮影・撮影モデル役など、できることは何でもやるタイプ。X(旧Twitter):@matsushima36

