安政3年(1856年)に京都で創業した、京料理の老舗「下鴨茶寮」。世界遺産である下鴨神社の門前に位置し、神職や参拝者の食事を司る「供御所」としての役割を担ってきました。
そんな下鴨茶寮が創業170周年を迎える節目にふさわしい、12種類のおせちを発表。今回、おとりよせネット編集部が発表会に参加し、2026年のおせちをチェックしてきました。
会場は世界遺産・下鴨神社にある重要文化財「供御所(くごしょ)」。婚礼以外では立ち入ることのできない場所で発表されたおせちは、どれも新しい年を迎えるのにふさわしい華やかなばかり。大人数向けの豪華なものから少人数にぴったりなものまで、多彩なラインアップが揃いました。今回はその中から、発表会で紹介された数種類をご紹介します。
新たな一年をひときわ上質に、華やかに迎える特別なおせち
伊勢海老や鮑、キャビア、すっぽん、からすみなど、海の幸から山の幸まで計54品が入っています。一年に一度、料理人が国産ぼら子を丁寧に仕込んだ、下鴨茶寮謹製の本唐墨が豪勢に一本入っていたり、合鴨鍋もセットになった豪華絢爛なおせちです。「寿」の表書きの熨斗紙が掛けられ紅白紐結びがあしらわれた特注の木箱に入っていて、さらにおめでたい朱のふろしきに包まれて冷蔵便で届きます。下鴨茶寮の節目の年にふさわしいまさに今年の顔とも言える、特別なおせちです。
【本店】特製和おせち 二段+合鴨鍋大切な人と食べたい、干支の陶器がついた縁起のいい二人用おせち
長寿と出世を象徴する海老をはじめ、鮑や唐墨、数の子などを贅沢に使った二人用おせち。一段重なから24品がぎゅっと詰められています。2026年の干支「午」の文字が描かれた陶器製の珍味入れが付いていて、特別感あふれるおせちです。
和おせち 一段「午」陶器製珍味入れ付(2人前)
