北海道の贅沢な海の幸がたっぷり入ったコラボおせち
一の重に「かにの甲羅詰め」や「鮑旨煮」「紅白なますいくら添え」など、札幌市中央卸売市場の「カネシメ髙橋水産」の魚介を使った料理を、そして二の重には「合鴨ロース」や「飛龍頭煮」など下鴨茶寮で人気の料理や定番の縁起ものを詰め合わせたコラボおせち。計26品が入っていて、冷凍便で届きます。
下鴨茶寮×カネシメ髙橋水産 冷凍コラボおせち二段(2~3人前)2026年のおせちのテーマは「伝統と革新の共存」
発表会では、本店総料理長の本山直隆さん、そして主人の小山薫堂さんから、今年のおせちに対する思いが語られました。
「(2026年のおせちは)これまで受け継がれてきた京料理の歴史や伝統を大事にしながらも、今の時代にあった美味しさを丁寧に扱った、“革新”との共存をテーマにしています」と本山さん。
「おせちは新年のスタートを切るためのものでもありますし、もしかしたら、一年で一番集中して緊張しながら料理しているかもしれません。毎年、食べる方の幸せを願ったり祝ったりしながら一品一品思いを込めてずっと作っているので、まさに祈りの料理です」と、おせちへの深い思いを語られました。
「おせちの一番の魅力は、祈りと感謝の食事であるということだと思います」という小山さんは、「年に一度、家族で集まって、神様に捧げた(供えた)料理を感謝してみんなでいただくもの」がおせちだと語ります。
さらに「おいしいものをみんなで一緒に食べると心がつながって仲良くなったりして、食べるって本当に生きる上での幸せを紡ぐことになったりしますよね。その中でもおせちは、一年に一度、一年の始まりに家族や大切な人と一緒に食べるための装置になり得るのではないか」と考えているそうです。
最後に「今年のおせち料理はこういう形になりましたが、これからも軸を変えることなく、ちょっとずつ進化を続けていきます。そして下鴨茶寮のおせちがあることで、家族のみんながつながったり、感謝を改めて確認するような時間を過ごしていただけるようになればいいなと思っております」と語られ、おせちや食べることを通じて人と人とのつながりを大切にされているのが印象的でした。
そんな思いが込められたおせちは、どれも170年にわたる歴史がある料亭の技と心が詰まった味わいで、新しい年を迎えるのにふさわしいものばかり。ぜひチェックしてみてくださいね。
おせち2026/下鴨茶寮
