◆意外にも女性は男の着ているブランドを重要視してない
なぜなら、身も蓋もない言い方ですが、多くの女性は男性が着ている服のブランドなんて、たいして重要視していないからです。もちろん女性側の好みやセンス次第で、「○○○○(ブランド)を着ている男の人はオシャレでかっこいい」とか、「デート相手の男性が○○○○(ブランド)を着ていたら好印象」というように、ブランドの種類によって好感度が多少上がるケースはあるでしょう。
けれど、ブランドの種類で好感度が下がるケースは、意外に思えるかもしれませんが、ほぼないのです。
ファッションにかなりこだわりのある女性だとしても、相手の男性が着ているブランドに興味はあるでしょうが、ブランド名だけでOK・NGの烙印は押さないはず。
それこそコラムで“買ってはいけない”と名指しされていた某『A』や某『C』や某『D』の服でも、そのアイテム自体のデザインがよく、男性に似合っているならOKと判断してくれるでしょう。
余談ですが、もし『A』や『C』や『D』といったブランド名だけで安直にNGと判断するとしたら、その女性は真の意味でファッション好きではなく、オシャレでもないと思います。
◆「あのブランドを着てる男って苦手」という女性も多い
ただ、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、多くの女性が「あのブランドを着てる男って苦手」という感覚を持っているのも事実。どういうことかというと、「あのブランドを着てる男って苦手」と思われるケースは、たいていはそのブランドのロゴが、これ見よがしにあしらわれているアイテムを着ているときなのです。
モノグラムロゴで全面埋め尽くされているものや、正面にデカデカとロゴが入っているものや、サイズは中ぐらいでも目立つところにロゴが入っているものは、女性から敬遠される場合がけっこうありえます。
逆に言えば、ワンポイントの小さめのロゴがあしらわれているだけのアイテムや、サイズは中ぐらいのロゴでもさりげなく入れられているアイテムは、品良くオシャレに見えるもの。それこそ『A』や『C』や『D』でもです。
そもそもの話、そのようにロゴが控えめにあしらわれたアイテムの場合、デート相手の女性はその服がなんというブランドか気付いていないというケースも多々あります。となれば、どんなブランドの服を着ようが問題ないわけです。
これが“ブランドの種類で好感度が下がるケースはほぼない”という理由なのです。

