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一度は訪れたい名店へ。美酒・美食の秋。一期一会の食体験

一度は訪れたい名店へ。美酒・美食の秋。一期一会の食体験

エリタージュ バイ ケイ コバヤシ

仏三つ星、小林圭シェフが美食の遺産を継承

八寸をイメージし、季節の草花をあしらったアミューズ。「トリュフのマカロン」〈右上〉は季節を通してのシグネチャー

オーナーシェフとして「Restaurant KEI」で、フランスでアジア人初の三つ星の評価を受けた小林圭シェフ。「エリタージュ」とはフランス語で遺産という意味。エレガンスあふれるザ・リッツ・カールトン東京内で、伝統的な料理を継承しつつ、小林シェフならではの感性で現代的に革新している。一つのキーとなるのが、日本的な感性の織り込み方。その時々の草花などで季節感を表現した、八寸を思わせる盛り付けのアミューズは、東京の都心にありながら、日本の四季とのつながりを感じさせてくれる。村島輝樹料理長は、元々自らの店もミシュランの星の評価を受けていた実力派。魚でも季節感を感じてもらおうと、豊洲市場に毎日早朝に足を運んで自ら買い付けるなどして、日本の豊かな自然を表現している。

東京を一望する45階からの絶景とゆったりとした席の間隔も魅力。小林シェフが好むノーブルな紫色の装花がアクセント
「長年クラシック料理の鍛錬を積んでいるので安心して任せられる」と小林シェフ〈〉が太鼓判を押す村島シェフ〈

エリタージュ バイ ケイ コバヤシ
東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ザ・リッツ・カールトン東京45階
tel:03-3423-8000
営業時間:ランチ 木~月曜日12:00 ~13:30(L.O.)ディナー 木~月曜日18:00~ 20:00(L.O.)
https://www.heritagebykei.com/ja

鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ

フランスで大人気の「巨匠のSushi」が凱旋帰国

大トロにエシャロットの香りを添えるなど、フランス料理から着想したアレンジで、ワインに寄り添う「Sushi」に

フランスで三つ星「アレノ・パリ」を手がけるヤニック・アレノシェフが、同じ建物内にすし店「ラビス」をオープンしたのは2018年のこと。フランスらしい香りを組み合わせた前菜からすし、デザートというコースの流れや、食材ごとに最適な温度で加熱した液体をブレンドした「エクストラクション」という手法で作ったオリジナルのソースを塗った握りずしなどがまたたく間に人気を集め、ついに日本に逆輸入される形で、昨年フォーシーズンズホテル大阪内に出店。フランスのエレガンスが薫るモダンな「Sushi」を楽しんでみては。

「ラビス」とはフランス語で深海。それを思わせる静謐さが、37階の絶景と相まって天空の別世界に誘う
すし職人として30年以上のキャリアを持ち、海外経験も豊富な安田至料理長〈〉がすしを握り、アレノシェフ〈〉の哲学を体現

鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ
大阪府大阪市北区堂島2-4-32
tel:06-6676-8591
営業時間:ランチ 木~火曜日12:00 ~ 15:00 ディナー 木~火曜日17:30~21:00 
https://www.fourseasons.com/osaka/dining/restaurants/sushi-labysse-osaka-yannick-alleno/

配信元: marie claire

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