3.新築でリフォームを行った事例
ここからは、新築でリフォームを行った事例を紹介します。
同じ新築住宅でも、内装を入れ替えるだけで印象ががらりと変わるので、ぜひリフォームのヒントにしてください。
3-1.新築建売住宅の入居前に内装をリフォーム!
新築建売住宅を、入居前にリフォームした事例です。
購入時から内装や収納に不満があったため、入居前に必要な機能を追加し、内装材などもリフォームしました。
白基調で明るい印象はあるものの、シンプルすぎると感じていた吹き抜け部分には、黒のアクセントウォールを追加。
テレビを設置した部分にはエコカラットを施工し、空間にメリハリをつけています。
さらに、シンプルな洗面台も、カウンター付きのホテルライクなものへと入れ替え、玄関収納も部屋の印象に合う、スタイリッシュなデザインへとリフォーム。
シンプルさが際立っていた建売住宅が、自分たち好みの住まいへと生まれ変わりました。
| 費用 | 約350万円 |
|---|---|
| 施工期間 | 約1か月 |
| リフォーム面積 | 約50㎡ |
出典:https://freshhouse.co.jp/case/16543/
3-2.外構部分を自分たちらしくリフォーム
新築住宅の外構をリフォームした事例です。
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駐車場とアプローチ部分にコンクリートとモザイクタイルでの舗装を施し、見た目に変化を付けるデザインに仕上げています。

モザイクタイル部分は施主さまも施工に参加し、記念に残るように、駐車場脇にお子さんの手形を残しています。
こうした希望に柔軟に対応できるのも、リフォームの醍醐味です。
| 費用 | ー |
|---|---|
| 施工期間 | 約1か月 |
出典:https://freshhouse.co.jp/case/23915/
3-3.新築物件にカーポートを設置
新築物件にカーポートを取り付けた事例です。
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カーポートを取り付けるにはコンクリートに穴をあける必要があるため、駐車場の舗装部分をつくるときに取り付けるのが安価に済ませるコツ。
この事例でも、舗装と同時にカーポートを取り付けました。
| 費用 | ー |
|---|---|
| 施工期間 | 約1か月 |
4.新築でリフォームするなら押さえておきたい3つの注意点
新築建売住宅は自分たちの所有物なので、引き渡し後には自由にリフォームできます。
しかし、その際にはいくつか気を付けておきたい注意点があります。
4-1.住宅購入時の保証を必ず確認する
新築住宅には『住宅瑕疵担保責任保険』と呼ばれる保証があります。
これは、引き渡しから一定期間内に構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分(※下図参照)に欠陥が見つかったときに、補修にかかった費用が保証される制度です。保証が受けられれば、修理費用を負担しなくて済みます。

2階建て木造(在来軸組工法)の戸建住宅の場合
とても安心感のある制度ですが、躯体や構造部に触れるような大規模なリフォームを行うと、保証から外れてしまう可能性があります。
保証が受けられないと、万が一トラブルが起こったときに修理費用が自己負担になるため、工事前に必ず内容を確認し、必要に応じて工事保証付きのリフォーム会社を選びましょう。
4-2.ローンを利用する場合は、追加で組めない可能性がある
リフォーム費用をローンで支払う場合、住宅ローンをすでに上限まで借りていると審査が通らない可能性があります。
同じ金融機関で借り入れるなら、収入や勤務状況によっては融通を利かせてもらえるケースもあるかもしれませんが、ローン破綻に要注意。
家計に無理のない範囲で自己資金を充てるなど、慎重な資金計画を考えましょう。
4-3.新築マンションの場合は管理規約を確認する
マンションのリフォームは管理規約によって制限されていることが多く、「できる工事」「できない工事」があります。
とくにキッチンや浴室など水まわりの移動や壁・床材(フローリング)の撤去は禁止されているマンションが多いので、着工前に必ず確認してください。
規約違反のリフォームを行うと、原状回復や工事の中止を求められるリスクがあります。
新築マンションのリフォーム可能範囲について詳しく説明した記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてください。
新築マンションリフォームはどこまで可能?事例やアドバイスも

