おしゃれ賢者のリアルな着こなしとワードローブを拝見する「１週間コーデ」。今週は機能性にすぐれた「道具服」をコンセプトに展開するアパレルブランド「レリル」ディレクターの森 里美さん（53歳／身長160cm）。金曜日はリバーシブルジャケットを着まわします。お店に立つオンタイムには、インに白の上下を重ねてフェミニンに。仕事が終わったあとは、チェックを表にしてカジュアルな雰囲気にチェンジ。リバーシブルアウターの着こなしに注目です。
【金曜日】➀
冬の白コーデに、ブラウン×レオパードシューズで今っぽく
ブルゾンの中には、白のニットセーター×撥水加工の白スカートでシンプルにまとめました。「白コーデが好きで、一年中着ています。冬の白は、贅沢な気分」と森さん。ファーバッグとレオパードのバレエシューズでモード感をプラスします。「ウエストサイドがゴムになっていますが、広がりすぎないシルエットできれいに着られます」（森さん）。袖口を折り返して、チェックを見せると抜け感が出ます。
洗濯OK！ スウェット感覚のニット
ゆったりとしたシルエットの白ニットは、軽くて速乾性があります。「スウェット感覚で着られて、お家でも洗濯できます。スカートもポリエステルで軽くて落ち感があります」と森さん。落ちついた色を選びがちな冬にこそ、白が映えます。
ジルサンダーのファーバッグをアクセントに
ころんと可愛らしいフォルムのファーバッグはジルサンダーのもの。「たくさん入りませんが、持っているだけ気分が上がります」（森さん）
ヘアカーフのレオパードシューズでモード感を
シンプルな白コーデに、アライアのレオパードのバレエシューズを合わせると、たちまちモダンな印象になります。「ヘアカーフもレオパードも大好きです」と森さん。
【金曜日】➁
チェックアウター×チノパンツでラクちん帰省スタイル！
金曜日の夜は、家族が待つ大阪へ新幹線で移動することも。「月に一度は、大阪の家に帰ります。車内でリラックスできるようにワイドチノパンに着替えて、靴もローファーにチェンジします」と森さん。今シーズンのトレンド、チェックが大人カジュアルのポイントになります。
顔なじみのいいチェックのリバーシブルブルゾン
赤をベースに白と黒のチェックは、派手すぎず大人になじむカラー。「寒い夜は、フードを装着すると、より暖かく着られます」と森さん。ブラウンのA面も赤チェックのB面も、どちらも活躍度大！
カモフラージュ柄のトートバッグがマスト
「帰省のとき、着替えはカート付きのスーツケースに入れますが、他の荷物はこのバッグに入れます」と森さん。ユニセックスなカモフラージュ柄が、大人カジュアルにぴったり。
足元はこげ茶色のスウェードローファーで引き締めて
ワイドチノパンでリラックスする分、足元は濃色で引き締めます。「歩きやすくて暖かいスウェードのローファーは秋冬に大活躍します」と森さん。パンツの丈感と靴との抜け感のあるバランスも絶妙です。
【森さんの金曜日コーデ】
➀
アウター：4wayブルゾン／レリル
トップス：ハイテクニットスウェット（ワイドシルエット）／レリル
ボトムス：サイドベルトフレアスカート／レリル
アクセサリー：ピアス／コスターリング、スカーフ／アソースメレ、ソックス／ブルーフォレ
バッグ：ファーバッグ／ジルサンダー
シューズ：ヘアカーフバレエシューズ／アライア
➁
アウター：4wayブルゾン／レリル
トップス：ハイテクニットスウェット（ワイドシルエット）／レリル
ボトムス：ワイドチノキュロット／レリル
バッグ：トートバッグ／エルベシャプリエ
アクセサリー：イヤリング／コスターリング
シューズ：スウェードローファー／ミュウミュウ
撮影／林紗也 取材・編集／田村幸子
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